中古マンションの排水管・給水管の老朽化対策

中古マンションの排水管・給水管の老朽化対策

2013.6.11

 

1.給水管・排水管の役割

 

給水管とは上水を供給するための水道管、排水管とは生活をしていて生まれる汚水・雑排水・雨水等を、それぞれ単独に、もしくは合流して排除する管のことを言います。
どちらも私たちの生活に欠かすことのできない重要なものです。

 

2.給水管・排水管の種類

 

給水管が作られる材料には多くの種類があります。
その中でも代表的なものが白鋼管、ライニング鋼管、塩ビの3つです。
白鋼管とは炭素鋼鋼管に亜鉛メッキを行った鋼管です。とにかく丈夫であることが特徴ですが、現在では水道に使われるよりも蒸気配管、油配管等に多く使われています。
ライニング鋼管とは硬質塩化ビニルやポリエチレンをライニングした鋼管です。耐久性・耐食性に優れているにも関わらず、コストも低いです。
塩ビとは、正式名称が塩化ビニル管と呼ばれるものです。腐食に強い塩化ビニル樹脂を主原料としています。耐薬品性・耐食性・耐久性に優れているだけでなく、管の内面が滑らかで摩擦抵抗が小さいため、汚物の付着が少なく効率よく通水できます。

 

排水管にも給水管と同様、多くの種類があります。
代表的なものが白鋼管、塩ビ管、鋳鉄管です。白鋼管と塩ビ管については給水管の部分で説明していますので、鋳鉄管のことをお話しします。
鋳鉄管とはその名の通り鋳鉄製の管のことです。複雑な形状を作ることが可能なので、耐震性の高い配管材を作ることができます。

 

3.給水管・排水管の耐用年数目安

給水管・排水管の耐用年数については、特に定めはありません。管の種類や環境などの使用条件によって異なります。なお、大蔵省令15号「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」では、建築附属設備として耐用年数15年としています。

 

4.給水管・排水管の修繕の方法

 

排水管・給水管を痛めないように気を付けていても、老朽化の進んだ給水管・排水管は修繕を行わなければなりません。
修繕の方法としては、古い配管を新しい配管に交換するというものがあります。配管を交換する工事は期間が長くなり、振動や騒音が大きくなってしまうというデメリットがありますが、配管を一新することで耐久性が高まり配管を長く使用することができます。
他には排水管内のさびや汚れを落とし、樹脂でコーティングを行い管内に新たな層をつくるというものがあります。こちらは工事期間が短く、振動や騒音が少ないことがメリットです。しかし、確実な竣工には高度な技術がいるとされています。
どちらがライフスタイルにあったメリット・デメリットを持っているか考えて選ばなければなりません。

 

5.排水管・給水管の老朽化と通り道

 

給排水管は時代とともに変化しています。特に1980年以前に建築された建物は要注意!給水管は、経年とともにサビが発生する亜鉛メッキを使った鋼管などが使用されている場合があります。大規模修繕で共用部の給水管は塩化ビニル製の鋼管に更新されていることもありますが、専有部は建築当初のままという場合も少なくありません。また排水管は、下階の天井裏に通していることも多いので、自分の専有部(天井裏)に上階の排水管が通っていることになります。この配管は上階の所有者の専有部になるので、仮に老朽化して不具合があっても改修はできません。

 

リノままは「できる」「できない」を説明し、最適なご提案をいたします。

 

 

 


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