これから育てていくのが楽しみな家

新築の戸建住宅を探していたT夫妻。「リノまま」に出会ったことで、戸建購入から中古物件をリノベーションするという発想に切り替えたそう。白い壁にカラフルなタイルが映える、日当りと風通しのよいお部屋に伺って、リノベーション工事完了までのいきさつを教えてもらいました。

当初は、リノベーションという選択肢は無かったんですね?

interview05 お施主様


最初は新築の戸建住宅を探していたんです。100軒以上の物件を見ましたね。でも、いろんな住宅を見ていくうちに、これでいいのかなと思うようになってしまって。予算内で収めようとすると、どうしても条件の悪い物件になってしまうんです。駅から遠かったり、バス便であったり、また日当りが悪かったり、周辺環境が悪かったり、それに都心から離れてしまう。通勤に2時間以上かかるところだったり、現実的に厳しいかなと。それに、建売住宅は趣味に合わないというか、どの家をみても変わり映えしない内装でイメージと違ったんです。
そうなると注文住宅がいいかなと探しはじめたんですが、それだと予算がオーバーしてしまう。家探しにちょっとグッタリしてきた時に、たまたま知人の紹介で「リノまま」のことを知りました。中古マンションを買ってリノベーションするという考えがそもそも無かったんですが、それなら予算内に理想の住宅に住める! と、発想を切り替えたんです。


家を探していたときに、沢山の業者に会うんですが、話せば話すほど不信に思えてしまったんです。どの業者も言う事が同じで、「最後の一戸です!」って言うんですね。とにかく売ればいいやっていう気持ちが見えてしまって、どこで買っていいかわからない状況でした。その点「リノまま」ですと、住宅の仲介手数料ではなく、リノベーション工事費で利益を出しているっていうのがわかっているから、すごく安心できました。担当の神谷さんが話のわかる人だったというのも大きいですね。他の業者と違って、住宅を施工した業者の事や管理状態、将来の資産価値についてなど物件の詳しいことも調べてくれて、信頼できたんです。不動産についても詳しい「リノまま」にお願いしたおかげで、すごくお得に物件を購入できたし、浮いたお金をリノベーション工事費にまわすことができたんです。

リノベーションでこだわった点はありますか?

interview05 インタビューの様子


僕たちはそれぞれ彫金(シルバーやゴールドを使ったアクセサリーづくり)を仕事としているんですが、アトリエが欲しかった。そこで、リビングの横の和室だったスペースを彫金ができるようアトリエにしたんです。アトリエができたことで、これから彫金をやっていく楽しみが広がりました。それに、僕の夢だったオーディオスペースもできました。スピーカーの配置にこだわって、いい音楽が聞けるんです。オーディースペースの窓からは、スカイツリーが見えるんです。仕事から帰ってきて、スカイツリーを眺めながら好きな音楽を聞いて一杯飲む…至福のときですね。


アトリエはもちろんだけど、無垢材の床にもこだわりました。こういう暖かみのある自然な素材の床って、一般的な建売住宅だとなかなか無いですしね。素足で歩くのが最高に気持ちよいんです。無垢だからか、洗濯物を部屋干しすると、乾きが早いんです。木が湿気を吸収してくれるんでしょうね。それに、少しくらい傷がついても、その傷自体が味になっていくような素材なんです。今は薄い茶色をしていますが、使いこんでいくうちに、もっと濃いめの茶色になるそうです。これから住み続けるうえで、どういう風に変化していくのか楽しみです。他には、収納をたくさん作ったこともお気に入りのポイントです。見栄えだけじゃなく、使い勝手もよくて大満足です。

「リノまま」にしてよかった点はありますか?

interview05 キッチン インタビューの様子


やっぱり、自分たちのイメージ以上のものができあがったところです。天井を上げるというプランなど、住宅に詳しい方じゃないとわからないプランを提案してくれて、最初から最後まで丁寧に対応してくれたことに感謝しています。近くに姉が住んでいるんですが、新築みたいねと驚いています。うちの親も新築みたいだと驚いていました。
これから壁紙の色を変えたり、どんどん内装も変えて行く予定です。床の色も使い込んでいい味になってくるだろうし、家を育てていくような気持ちで暮らしていきたいと思っていますね。


物件探しと内装の打ち合せを同時進行していくので、前の家の家賃の負担が少なくなるようにと気配りしてくれたのが嬉しかったです。ほかにも、どういう建材を使えばいいか、床の下に敷く素材のことなども細かく相談に乗ってくれたのも助かりました。素人の僕らだとどういう素材がいいのかわかりませんし。
タイルメーカーのショールームなどもずっと神谷さんと回りましたね。細かい物件の書類づくりなど含めて、神谷さんとは何回も飲みましたね。

まとめ

リノベーション工事後、家具を搬入したお住まいに初めて訪れた神谷さん。神谷さんも驚くほど、家具とお部屋のテイストがピッタリ。それなのに、新たに購入した家具はほとんどなく、お二人の暮らしに寄り添うような家が、自然とできあがっていたのだとか。こうした思いのままの暮らしが実現したのも、入居者のイメージを大切に作り上げる「リノまま」だからこそ。理想の家は欲しいと思うけれど、何から初めていいかわからない人こそ、住宅づくりのプロと話ができる「リノまま」に相談してみてはいかが?