MEMBER社員紹介

施工管理渡邉 誠
“現場でお客様と向き合いながら、お家づくりをしています”
目次
施工管理のお仕事を教えてください。
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お客様の新しいご自宅の、設計担当とお客様が作った図面通りにお家をつくることです。
工事前の検査~中間検査~完了検査を行う他、検査時にお客様の相談にのることもあります。
設計の段階で、ほとんどの間取りや素材を決定しているのですが、
どうしても現場で細かい部分を決定しなければいけないという場面が多々あります。
例えば、壁に付ける飾り棚。
設計で設置する位置が決まっていたとしても、
複数の棚をどのような配置とバランスで取り付けるかは、
実際の現場で最終決定することになります。
そういうときに、お客様のお悩みを聞き、話し合いながら一緒に考えます。
設計担当が図面を基にお客様と内装を作り込んでいくのに対して、
施工担当は実際にできていく住まいを目の前に、お客様のイメージとすり合わせていきます。
その中でも、一般的な意見ではなく、「僕はこの方がいいと思う」と答えるようにしています。
知識があれば誰にでも言える答えではなくて、「自分が住むとしたら」という気持ちを忘れないようにしています。
今まではどのようなお仕事を経験されたのですか?
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インテリアデザインの専門学校を卒業後、そのまま助手として残って木工加工やシルクスクリーンの指導などをしていたのが最初の仕事です。
その後、百貨店や駅ビルの季節ごとのディスプレイデザインと施工、アパレル店舗の施工などに携わってきました。
短期間でのスクラップ&ビルドが日常だった仕事に疑問を抱いたのがきっかけで、10年以上前から住宅のリノベーションに関わるようになりました。
これまでいろいろなお仕事を経験されている渡邉さんにとってリノままらしさとは?
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働きながら思ったのは、
「お客様やスタッフの声が届く距離で、一緒に住まいを創っていく」という実感が強いということです。
自分もリノままで働いていて、“仕事”としてこなしているのではなく、
お客様の理想を叶えたいと思う場面がたくさんあります。
それはリノまま全体として共通している想いだと思います。
そうやって、設計者の意向で家をつくるのではなく、お客様カラーの住まいを一緒につくっています。
リノベーションの魅力とは?
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古いものを再利用できるということと、「こうだったらな」を実現できることでしょうか。
とは言っても、私たちは“住まい”という“箱”をつくっているだけであって、
後は使いやすいように、住む人がどんどん作り替えていけばいいし、気分転換で色を塗り替えていってもいい。
そうやって、DIYで手を加えながら、愛着を持って受け継いでいける住まいづくりをお手伝いしたいなと思っています。
今後の目標は?
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一度リノベーションをしてくださったお客様でも、「猫を飼い始めた」「自宅で仕事をするようになった」「家族が増えた」など、その後もライフスタイルには様々な変化が訪れると思います。
そんな時に「ちょっと相談してみようかな?」と思い浮かべて頂けるような存在になることです。
リノベーションに限らず、ありとあらゆる事にアンテナを張りめぐらせて、楽しいアイディアが提案できるよう、今後も知識や技術を広く深く取り入れていきたいと思っています。