ペルシャ絨毯のある暮らし

東京都中野区/マンション/ワンストップ

専有面積:

40.5m2

築年:

1981年築

所在地:

中野区

家族構成:

single

費用:

641万円

ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし
ペルシャ絨毯のある暮らし

Outline

Story

「憧れのペルシャ絨毯が似合う家にしたい。」インテリアにこだわりをお持ちのお施主様はそんな強い想いを持ってリノままにお越しくださいました。

ペルシャ絨毯というと美しい伝統工芸品で洋風のお屋敷で広々としたリビングにひかれているイメージですが、お施主様が憧れていたのは
そんな堅苦しい雰囲気ではなく海外のアーティストがスタジオやステージにひくようなちょっとラフで洒落た使い方ができるようなもの。ザ・バンドのセッション風景なんかにでてきそうな感じ。
こうしてリビングのペルシャ絨毯を主役においたリノベーションがはじまりました。

ペルシャ絨毯の似合うリビングですべてのことができるようにしたいという要望をかなえるべくキッチンの前からリビングに向かって伸びるカウンターを造作。深い青色の壁と優しい木がマッチして、思わず腰かけたくなるような落ち着いた空間ができあがっています。

キッチンの前のカウンターは奥行きをとりダイニングとして、残りの半分はワークスペース&収納として活用することができます。お施主様が中学生のころから愛用しているCDコンポもしっかり収まっています。

カウンター下の見せる収納スペースにはお気に入りのCDたちを、最奥の見せない収納スペースにはお仕事用の本を入れているんだそう。見せる・見せない収納の使い分けが女性ならではです。

カウンターに腰かけると優しい緑色のタイルが印象的なキッチンが目に入ります。
内装仕上げ部分で一番お施主様がこだわられたところで、出会うまでに一苦労しました。

とある写真で見かけた部屋で使われているタイルが印象に残り、ご自身のお部屋でも使いたい!という気持ちが芽生えたお施主様。
写真と同じタイルを探し出すべく、ありとあらゆる緑色のタイルをお取り寄せしてはご提案し、見比べる日々。
そして、やっとの思いで見つけることができたのが、この「美濃古窯」というタイル。
名古屋モザイクの商品で商品名からは、イメージを想像し辛かったようです。
布目模様のテクスチュアが和風テイストの定番とされています。陶磁器の素地の表面に塗るガラス質の溶液を仕上げに塗っているため、日本古来の伝統色がきれいに出ています。純和風になりすぎず、お部屋のアクセントとなっています。

 

TV前にひかれた憧れの手織りのペルシャ絨毯はMSリノベーターと共に何枚もの絨毯を見比べ、さらにご自身でお店を何箇所かまわり、選び抜いたアンティークもの。手織りのならではの繊細な柄と重厚感があり、お部屋の主役になりました。

 

想い描いていた通り、壁紙やカウンター、ソファなどと見事マッチしています。

お部屋を明るくしてくれるライトにもひとつひとつにこだわりが。デザイン性はもちろんですが、光の色味にもその違いを見ることができます。
食事やお酒をゆっくりと楽しむカウンター上は優しい印象の黄色い光、テレビの置いてあるリビングには白くはっきりとした光とテイストを変えてお部屋を照らします。
壁や仕切りを使わずに、光を用いて空間を分けています。

 

TVやAV機器のまわりがスッキリしているのは配線を壁の中に入れてしまっているため。
配線が絡まることがなくなり、使いやすさにつながる工夫です。さらにコードなどが散乱することがないので、見栄えもとてもよくなります。打ち合わせ段階から配線計画を念入りに行うことで、嫌なコードを最小限の露出にできるのも自由設計の魅力です。

TVのお隣にあるシェルフはオーダーメイドかのようにリビングにマッチしています。

実は、こちらのシェルフは無印良品の既製品。既製品と造作部分を違和感ないように収めるため、造作のカウンターは敢えてリビングの途中までにして、サイズ、奥行きを計算しながら一体感を作りあげています。

家具をオーダーメイドにするのではなく、リノベーションで合わせる。そうすることによってコストコントロールにもつながります。

リビングのお隣には収納力抜群なクローゼットが。
こちらのクローゼットは長い洋服もかけられるように天井を上げています。
最大限天井をあげ、お持ちの衣類を想定しレールは手前が二段、奥は一段になるように設計されています。ロングコートやワンピースなど丈の長いものは奥に、ジャケットやシャツなどは手前にかけることができます。

 

かける収納を使い分ける仕組みにするという画期的なアイデア。機能性を設計段階から折り込むこともリノベーションにおいては重要
。自分らしいライフスタイルをリノベーションで手に入れるには、見栄えだけでなく、居心地と機能性も大切な要素です。

リノベーションしてから、ご友人とご自宅で食事やお酒を楽しむことが多くなったというお施主様。スタジオでのミュージシャンのセッションさながらにご友人たちが集まってくるご自宅となりました。

Price

  • 基礎工事

    養生費、解体費、電気工事費、建具、配管工事、フローリング等

    280万円

  • 住宅設備機器

    ユニットバス、システムキッチン、ぴぴっとコンロ(材料支給)、洗面台、トイレなど住宅設備等

    180万円

  • 材料費

    キッチンタイル、珪藻土、壁クロス

    70万円

  • 収納・造作工事

    造作カウンター、造作収納、壁付けテレビ、WIC内造作、キッチンアクセサリー(IKEA)、照明器具

    120万円

工事費総額(税込)

641万円

※工事費は竣工時点の税込額となっています。

オススメの関連事例