【東京リノ日和2】注目のシャビーシックのお店 ~レイチェル・アシュウェル~
- 公開日:2015.7.24
- 更新日:2022.11.3
リノベ-ションに役立つ情報を提供するコラム「東京リノ日和」。
使いこまれたヴィンテージ感と上品なナチュラルテイストがミックスしたシャビーシックなインテリアが日本でも人気が出ています。
もともとは古いものに価値を見出すというイギリスの美意識がルーツのスタイルですが、シャビーシックという言葉とその具体的なイメージが広まったのは、イギリス生まれのレイチェル・アシュウェル RACHEL ASHWELL が1989年にアメリカ・カリフォルニア州のサンタモニカで「シャビー・シック」 SHABBY CHIC というショップをオープンしたのがきっかけでした。
今回はその日本店舗「レイチェル・アシュウェル・シャビーシック・クチュール千駄ヶ谷店」を訪ねてみました。
2フロアを使った約200坪の大きな店内には家具とインテリア雑貨がトータルにディスプレイされ、古いものの持つ味わいを大事にするイギリスやヨーロッパの美意識とホワイトやペールカラーなど明るくリラックスした西海岸風の雰囲気がミックスしたシャビーシックの世界観が作り込まれています。
リノベ-ションに役立つ情報を提供するコラム「東京リノ日和」。
使いこまれたヴィンテージ感と上品なナチュラルテイストがミックスしたシャビーシックなインテリアが日本でも人気が出ています。
もともとは古いものに価値を見出すというイギリスの美意識がルーツのスタイルですが、シャビーシックという言葉とその具体的なイメージが広まったのは、イギリス生まれのレイチェル・アシュウェル RACHEL ASHWELL が1989年にアメリカ・カリフォルニア州のサンタモニカで「シャビー・シック」 SHABBY CHIC というショップをオープンしたのがきっかけでした。
今回はその日本店舗「レイチェル・アシュウェル・シャビーシック・クチュール千駄ヶ谷店」を訪ねてみました。
2フロアを使った約200坪の大きな店内には家具とインテリア雑貨がトータルにディスプレイされ、古いものの持つ味わいを大事にするイギリスやヨーロッパの美意識とホワイトやペールカラーなど明るくリラックスした西海岸風の雰囲気がミックスしたシャビーシックの世界観が作り込まれています。
「不完全の美」。レイチェル・アシュウェルはシャビーシックのコンセプトをこう説明しています。
家具や雑貨はオリジナルで作られた新しい商品に加え、ヴィンテージ(アンティーク)物も数多く集められています。
時間を経たものだけが醸し出す枯れた風合い、使い込まれた傷や剥がれが醸し出す無二の存在感など、本物のヴィンテージだけが持っている、まさに「不完全の美」の魅力に触れることができます。日本ではなかなか見ることのない雰囲気抜群のヴィンテージ物のドアなどは意外にも男性に人気が高いのだそうです。
シャビーシックが注目を集めるのは、良いものを大切に使う、古いものの持つ価値を再認識する、自分や家族の暮らしを大切に考えるなど、成熟した価値観が日本でも広く浸透してきたことが背景にあると思われます。
新築ではなく中古の住宅を自分流にしつらえて住みこなすリノベーションの考え方も同じ価値観を共有しています。
大型の家具やヴィンテージ家具にはすぐには手が出なくても、ホワイトを基調にしたシャビーなテイストでデザインされた空間や際の生活シーンをイメージしてコーディネーションされた各コーナーなどを見るだけでも、シャビーシックをイメージしたリノベーションを考えている方には大いに参考になるはずです。
text and photos by 大村哲弥(プロジェ代表)
*レイチェル・アシュウェル・シャビーシック・クチュール千駄ヶ谷店
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-22-16
JR 山手線「原宿」駅 徒歩10 分
TEL:03-6447-4840
11:00-19:30 不定休
http://rachelashwellshabbychiccouture.jp/store.php