ARTICLEリノべアイテム紹介 <ステンレスキッチン>

- 公開日:2017.8.30
- 更新日:2022.11.4
自分だけのこだわりのキッチンを作ることができるのもリノベーションの大きな魅力です。なかでもクールなイメージのステンレス製のキッチンは高い人気です。
ステンレスキッチンの機能美は、シンプルな空間づくりや素材感を重視したデザインが主流のリノベーションにはぴったりなアイテムといえます。
ステンレスキッチンは、かつてはフル装備の大型の高級品というイメージでしたが、最近は仕様やデザインや価格などのバリエーションが豊富になり、予算にあわせて必要な機能やグレードを選べるようになっています。
マンションのキッチンで一般的なのは、I型の壁付型あるいは対面型のシステムキッチンでしょう。下の写真は下部収納、上部吊り戸棚、レンジフードなど標準的な機能一式を組み込んだステンレス製のシステムキッチンでサンワカンパニーのグラッド45という商品です。天板、シンクはもちろん、収納面材やレンジフードなどをオールステンレスで造り込んだ高級感あふれるキッチンです。ほかにアイランド型なども可能です。
出典:http://blog.sanwacompany.co.jp/blog/2013/07/45.html
下のものは、必要最小限の機能に絞り込んだシンプルなデザインのフレーム型と呼ばれる同社のオッソというステンレンキッチンです。シンクの下以外はフレームのみのデザインとなっている軽やかでミニマルなデザインです。収納や食洗機やオーブンなどは必要に応じて組み合わせることが可能なので、自分のライフスタイルにあったシンプルなデザインのキッチンを作ることができます。
出典:http://www.sanwacompany.co.jp/shop/c/c121255/
同社では、無印良品とコラボしたステンレスキッチンも商品化しています。基準となる寸法をおなじみの無印良品のシステム収納と合わせてあるので、無印良品のユニットと連結が可能となっています。機能を連結する、素材感を合わせる、デザインを統一するなど、キッチンを周りと溶け込ませながらが、無印イメージのすっきりとした空間をデザインすることが可能です。無印良品とのコラボによるステンレスのミニキッチンなども商品化されています。
出典:http://www.sanwacompany.co.jp/shop/c/c1210/
ステンレス製のキッチンといえば、真っ先に思い浮かぶのがプロ向けの業務用キッチンです。ステンレスキッチンに魅かれるのも、機能性と合理性を追求したプロが使っている本格的なステンレスキッチンのカッコよさに憧れるからです。
北沢産業は業務用の厨房機器の輸入・販売を手掛ける企業です。レストランや飲食店はもちろん、ホテルや公共施設や病院などプロ向けのキッチンや周辺機器全般を扱っています。同社では個人ユーザー向けのオーダーキッチンも手掛けています。火力の強いコンロや業務用仕様のオーブンを組み込むなどもお手のもの。プロ向けのキッチンで培ったノウハウを活かしたきめ細かいオーダーが可能なのも魅力です。
出典:http://www.kitazawasangyo.co.jp/kitchen/order.html#1
キッチンもほかの部位と同様に素材やディテールがその雰囲気を大きく左右します。例えば、天板のステンレスの厚さ。普通、天板にはSUS304というステンレスが使われますが、厚さ1ミリ程度が一般的です。ステンレスは厚みがある方が、ステンレス本来のソリッドな素材感や重量感が感じられ、より本格的な雰囲気が醸し出されます。コーナーなどの角の出方も印象を左右する大きなポイントです。厚みがあるステンレスの場合は、ピン角を出した曲げ加工などが可能となり、よりシャープな印象のデザインが可能になります。そのほか、水栓や取っ手などのハードウエアも重要です。水栓は絶対にこの商品を使いたいというこだわり派の方も多いのではないでしょうか。
オーダーキッチン.JPは、オーダー型のステンレスキッチンを主力とする松岡製作所など、オーダーメイドキッチンの経験が豊富なメーカー9社が集まった組織です。クオリティやディテールにこだわったデサイン性の高いオリジナルキッチンを実現したい方は、自分のこだわりを実現できるメーカーを探してみてはどうでしょうか。