
専有面積: | 64.3m2 |
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築年: | 1986年築 |
所在地: | 葛飾区 |
家族構成: | couple |
費用: | 1,131万円 |












Outline


Story
「寅さん」でお馴染みの柴又帝釈天に近く、東京の下町として親しまれてきた葛飾区金町。
情緒あふれるこの街で、素敵なリノベーションが完成しました。
江戸川のほど近くに建つ10階建てのマンションの最上階角部屋。
築30年ほどのマンションですので、内装や設備は時代を感じるものでしたが、
江戸川の河川敷を一望できる眺望と、気持ちの良い風を感じて このお部屋でリノベーションすることを決めました。
お施主様は、社交ダンスの先生とそのパートナーの奥様。
とことんお二人の要望を盛り込んでリノベーションの計画をスタートです。
間取りは、窓が多い角部屋の特徴を生かし、回遊できる1ROOMをご提案。
どこにいても、やわらかな太陽の光と風を感じられるプランになっています。
リビングを出来るだけ広く取るため、寝るためのスペースは最小限にしています。
せまくても息苦しく感じないよう、あえて扉をつけませんでした。
扉のあるなしだけで、印象が大きく変わります。
リビングの中心には大きなソファを。
このソファが余裕を持って入るようリビングの大きさを決めています。
憧れの家具にあわせてお部屋をつくることができる。そんなところもリノベーションの魅力の一つです。
床はウォールナットの無垢材を使用。
落ち着いた色合いで空間を引き締めています。
リビングの大きな窓からは太陽の光がさんさんと差し込みます。
夏には江戸川の花火が鑑賞できるそう。
お友達を呼んで、楽しまれているそうです。
普段着だけではなく、ダンスの衣装もあるため お住まいの賃貸では、収納が全く足りていない状態でした。
また大会に参加するため、遠征することも多く頻繁に使用するスーツケースの収納にもお困りでした。
それを解決するため、大容量のWICを作りました。
収納量を増やすため、中央の棚は可動式に。限られたスペースを賢く使う工夫です。
スーツケースは室内に入れなくても収納できるよう、玄関から続く土間収納のスペースを作ることで解決しています。
その玄関にはさらにこだわりが。
正面にタイルを張ることで、空間にアクセントを加えています。
ちなみに、このタイルはお施主様のご実家で営んでいるタイル屋さんで製造したもの。
ご家族の絆を感じ、とてもあたたかい気持ちになりました。
一室の空間で光と風、家族を近い距離で感じる暮らし。
暮らしに優しく寄り添う空間には自然と人が集まってきて、よりあかるい空間をつくりだしてくれるでしょう。
Price
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基礎工事
養生費、解体費、木工事、電気工事費、配管工事、等
約400万円
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住宅設備機器
UB、キッチン、洗面、タンクレストイレ、給湯器、インターフォン、等
約260万円
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材料費
無垢フローリング(オーク)、WALPAクロス、フロアタイル、炭モルタル、キッチン大理石、リビングタイル 等
約220万円
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収納・造作工事
造作棚、造作窓、キッチン吊り棚、ブラインド、鏡、木製はしご、物干し、ロフト 等
約251万円
工事費総額(税込)
約1,131万円
※工事費は竣工時点の税込額となっています。