【事例あり】トイレのリノベーションアイデア6選 気になる費用や疑問を徹底解説
- 公開日:2024.5.16
- 更新日:2024.5.22
トイレは、毎日の生活のなかで頻繁に利用します。トイレを快適な空間にリノベーションすることで、毎日の生活が豊かなものに変えられます。
本記事では、トイレのリノベーションアイデア、メリットや費用、リノベーション事例などを詳しく解説します。
毎日の生活のなかで利用するトイレが快適かどうかは、私たちの生活の質に直結しています。しかし、自宅のトイレについて、少しでも不満を持っていたり、新しく改善したいアイデアがあるものの、どのように手をつけて良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
トイレをリノベーションすることで、普段のお手入れが楽になったり、好みのデザインにすることで自分だけの特別な空間を作り出すことができます。
そこで本記事では、トイレのリノベーションアイデア、メリットや費用、リノベーション事例などを詳しく解説します。
トイレのリノベーションアイデア6選
ここからは、トイレのリノベーションアイデアをご紹介します。
トイレのリノベーションアイデアは、下記の6つです。
- トイレそのものを変える
- 壁や床の素材や色を変える
- 照明を変える
- 収納スペースの最適化する
- アクセントウォールの設置
- 小物などを取り入れてデコレーション
取り入れられるアイデアを参考にリノベーションを考えましょう。
トイレそのものを変える
トイレそのものを変えることで印象を大きく変えられます。現在は多種多様なトレイが存在し、それぞれ特徴とメリットがあります。
- 節水型トイレ:水の使用量を抑えることができ、洗浄力はそのままに水使用量を大幅に削減したものが多く、経済的な利点と環境への配慮を両立できる
- タンク付きトイレ:設置のしやすさやコスト面が魅力。タンクの上に手洗い場が設けられているためスペースの有効活用ができる
- 内蔵タンク型トイレ: 見た目の美しさを重視する方に適している。タンクがトイレ本体に内蔵されているため、スッキリとしたデザイン性を実現できる
これらの種類から、ご自身のライフスタイルや考え方に合ったトイレを選ぶことが重要です。トイレを変えることで新たな快適さを追求しましょう。
壁や床の素材や色を変える
トイレのリノベーションにおいて、壁や床の素材や色を変えることで雰囲気を大きく変えることができます。
壁の素材には、塗り壁、タイル、壁紙など様々な選択肢があります。塗り壁は自然素材で、心地良い空間を作り出します。タイルは水に強く、洗浄が容易なためトイレには最適です。壁紙はデザイン性が高く、お気に入りのものを選ぶことで居心地の良さを感じられます。
次に、床の素材です。フローリング、タイル、クッションフロアなどが主な選択肢となります。フローリングは温かみがあり、落ち着いた雰囲気を作り出します。タイルは耐久性があり、清掃が簡単です。クッションフロアは柔らかく、寒さを感じにくいのが特徴です。
また、色を変えることでも印象は大きく変わります。明るい色は空間を広く見せ、深い色は落ち着いた雰囲気を出します。お気に入りの色を選び、トイレを自分だけの空間にしましょう。
照明を変える
トイレのリノベーションには、明るさや雰囲気をガラリと変える効果のある照明も選択肢の一つです。
トイレの広さや設置位置に合わせて、ダウンライトやペンダントライト、LEDライトなど様々なタイプの照明から選ぶことができます。特に、LEDライトは節電効果があるため、経済的にもおすすめです。また、照明の色味も重要なポイントです。暖色系の照明は空間を暖かく見せ、寒色系の照明は清潔感を強調します。自分の好みやトイレ全体のテーマに合わせて選ぶと良いでしょう。
収納スペースの最適化する
トイレリノベーションの一環として、収納スペースの最適化も大切なポイントです。一見小さな空間であるトイレですが、洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品を収納するためのスペースが確保できれば非常に便利になります。
例えば、トイレ背面の壁を活用して棚を設置する方法があります。トイレットペーパーや掃除用具など、日々使用するアイテムをすぐに取り出せるようにすることで、日々の掃除が楽になります。見た目もすっきりとし、スタイリッシュな空間を演出できます。
また、トイレタンクの上部も有効活用できるスペースです。タンクの上に小さな棚を設置し、芳香剤やデコレーションを置くのもおすすめです。
これらの収納アイデアを取り入れることで、トイレ空間が機能的かつ美しく整えることが可能です。トイレのリノベーション時には、収納スペースの最適化もぜひ考慮してみててください。
アクセントウォールの設置
トイレのリノベーションアイデアとして、アクセントウォールの設置もおすすめです。
通常の白やベージュの壁面に飽きてしまった方や、ちょっとした変化を楽しみたい方におすすめです。
アクセントウォールとは、一部の壁だけを他の壁とは異なる色やデザインにすることで空間に個性や深みを出す手法です。トイレリノベーションにおいても、一部にアクセントウォールを設けることで、一気に洗練された印象を演出することが可能になります。
思い切って明るい色を選んでみたり、落ち着いた色合いで統一感を出してみたりすることもできます。あるいは壁紙やタイルを利用し、模様や質感を変えてみることで新鮮な空間を生み出します。さらに、アクセントウォールに鏡やアートを設置することで、更なるデザイン性や広がりを感じる空間へと進化させることができます。
小物などを取り入れてデコレーション
トイレをリノベーションする際、小物を使ったデコレーションも効果的な方法です。ただし、小さな空間であるトイレでは、適度なバランスが大切となります。
トイレットペーパーホルダーやブラシスタンドなどの日用品を、デザイン性の高いものに変えたり、植物やアートワークなどのデコレーションを取り入れたりすることでトイレ全体の雰囲気がガラリと変わります。
一方で、小物を置くスペースが限られているため、使い勝手と見た目のバランスを考えつつ無理に多くのアイテムを詰め込むのは避けましょう。
トイレをリノベーションするメリット
ここからは、トイレをリノベーションするメリットをご紹介します。
トイレをリノベーションするメリットは、下記の通りです。
- 普段の手入れが楽になる
- 節水効果が高くなる
- 好みのデザインにできる
普段の手入れが楽になる
トイレのリノベーションを行う一つの大きなメリットとして、普段の手入れが楽になることが挙げられます。特に、最近のトイレは機能性が向上し、掃除の手間を減らす工夫がされています。
例えば、新型のトイレでは、汚れが付きにくい素材でトイレボウルが作られているものが多く、日々のお掃除が容易になります。また、便座の取り外しが簡単なタイプを選べば、掃除の際に便座を外して清掃することも可能です。
さらに、トイレットペーパーやブラシなど必要なアイテムをスマートに収納できるよう、収納スペースを最適化することも重要です。これにより、無駄な動きを減らすことができ、手入れが一層楽になります。
以下に、リノベーション後の手入れが楽になるポイントを表にまとめています。
ポイント | 説明 |
素材選び | 汚れが付きにくい素材を選ぶ |
便座の工夫 | 取り外し可能な便座を選ぶ |
収納最適化 | 必要なアイテムをスマートに収納 |
以上のような工夫をすることで、日々の手入れが一層楽になることでしょう。
節水効果が高くなる
トイレのリノベーションをすることで、節水効果が高まるというメリットがあります。最新のトイレには、節水型の製品が数多く存在します。これらは一回の流水量を減らし、日々の水道料金を抑える役割を果たしています。
約20年前に作られたトイレでは、1回流すごとに13リットルほどの水を使用していましたが、最近のトイレでは半分以下の5リットル前後のものが多いです。
また、大・小の用便によって流す水量を選べる「節水ダブル洗浄」や、節水だけでなく音も抑えた「静音設計」など、利便性と節約を両立させる仕様が増えています。
また、手洗い用の水を便器内に流すことで節水を図る「手洗い節水」機能なども見受けられます。これらの機能を活用することで、家計への負担を減らすだけでなく、地球環境にもやさしいトイレ空間を実現することが可能です。
好みのデザインにできる
トイレのリノベーションの最大の魅力は、自分の好みのデザインにできることです。
例えば、シンプルなモダンデザインが好みなら、無駄を省いたスクエア型の便器や洗練された一体型の洗面器を選ぶと良いでしょう。また、壁紙や床材にコンクリート調や木目調の素材を選べば、モダンな印象を強く出すことが可能です。
好みがアンティークやビンテージスタイルなら、バックタンク式の便器や装飾的な照明器具を選べば雰囲気を醸し出すことができます。
ファミリー共用のトイレなら、明るいカラーパレットや子供が好きそうなキャラクターをデザインに取り入れるのも一つの方法です。
トイレのリノベーションでは、自分の好みやライフスタイルに合わせて、自由にデザインを選ぶことができます。だからこそ、リノベーションはただ古いものを新しいものに置き換えるだけでなく、自分だけの特別な空間を作り出す手段となります。
トイレのリノベーションにかかる費用
トイレのリノベーション費用については、トイレ本体と工事費用を合わせて一般的に20~40万円が一般的といわれています。
これに加えて、リノベーションの種類によって床材や壁材の交換費用、照明器具の交換費用、収納スペースの追加費用、施工費用などが別途発生します。
表にまとめると、下記の通りです。
項目 | 内容 | 備考 |
トイレ本体と工事費用 | 0~40万円が目安 | 工期は半日〜1日程度 |
床材や壁材の交換 | 費用は素材や仕上げによって変動 | 防水性のある素材を選択するとリノベーションの耐久性が向上するが、費用も増加 |
照明器具の交換 | 照明器具によって費用が変動 | 例:天井照明、壁掛けライト、ミラーに取り付ける照明 |
収納スペースの追加 | 棚やキャビネット、収納ユニット等の購入費用が必要 | サイズやデザインによって価格が変動する |
施工費用 | 業者によって料金が異なる | 複数の見積もりを比較し、適切な業者を選択することが重要 |
上記を参考に予算内でしっかり計画を立ててリノベーションをしていきましょう。
魅力的なトイレのリノベーション事例3選
ここからは、魅力的なトイレのリノベーション事例を3つご紹介します。
- ブラックに仕上げたこだわりのトイレ
- こだわりの照明でトイレが読書空間に
- ブラックとシルバーを使い近未来なトイレを演出
魅力的なリノベーションばかりなのでぜひ参考にしてください。
ブラックに仕上げたこだわりのトイレ
15年ぶりにご主人の赴任先からお持ちのマンションに帰ってこられる目途がたち、【今の自分たちに似合う住まい】にしたいという想いを受けリノベーションを行いました。
リビングや廊下のホワイトとは対照的に、ブラックの落ち着いたトイレにリノベーションしました。
黒をどうコーディネートするのかとさまざまな組み合わせを吟味し、奥の壁はネイビーにし、それ以外の天井や洗面台、モザイクタイルをブラックに統一し洗練された雰囲気なトイレに生まれ変わりました。
こちらの事例は、以下のページで詳しく確認できます。
「離れ」のある ちょうどいい暮らし – リノまま(東京テアトル)
こだわりの照明でトイレが読書空間に
自然素材をメインに、家族がリビングに集まれる空間づくりにしたいという想いを受けリノベーションを行いました。
トイレに関しては、読書好きの奥様のご要望でトイレに小さな本棚を設置することで、ちょっと一息つけて、読書空間としても利用できるトイレにリノベーションすることができました。
「子どもがいるけどちょっとした合間に読み進めて二冊目に入りました」というお声を頂いております。
また、奥様がタイに住んでいたことがあり、こだわりのタイの照明をベースに壁紙を決めるというこだわりを感じさせるトイレになっています。
こちらの事例は、以下のページで詳しく確認できます。
ブラックとシルバーと使い近未来なトイレを演出
他にはないオリジナルな住まいをつくりたい、でも住みやすさがいちばん大切という想いを受けリノベーションを行いました。
家の構造上取り払うことができない梁を違和感なく空間に取り入れることで、面白いデザインのトイレに仕上がっています。
また、メジャーを使用してトイレットペーパーホルダーの位置や手洗い場、扉の距離感に問題ないかを確認し、どの程度の幅にするかをご夫婦で話し合いました。
その結果、ご夫婦が希望していた近未来感を演出しながらも住みやすさにこだわったトイレ空間が実現しました。
こちらの事例は、以下のページで詳しく確認できます。
トイレのリノベーションでよくある質問
ここからは、トイレのリノベーションでよくある質問にお答えします。
疑問点を解消してトイレのリノベーションをしましょう。
トイレ本体をリノベーションするタイミングっていつ?
トイレのリノベーションタイミングは様々な要素によって決まりますが、目安としては使用年数10年以上が一つの基準となります。これは、トイレの経年劣化、故障や清掃の困難さが増してくるためです。
また、新たな機能が必要となった時や、ライフスタイルの変化に合わせることもあります。例えば、節水型や節電型への変更、手洗い場の設置や拡大、男性用と女性用の分離などが考えられます。
これらを踏まえ、トイレリノベーションを検討する際は、一度専門家に相談することをおすすめします。
トイレのリノベーションはDIYできる?
トイレのリノベーションはDIYできますが部分的なものに限られます。
DIYリノベーションは、手間や費用を節約できる一方で、専門的な技術や知識、適切な工具が必要となります。
例えば、壁紙の張り替えや床材の変更など、比較的簡単な作業はDIYでも可能です。しかし、配管作業やトイレ本体の交換等、専門的な技術が必要な作業はプロに任せることをおすすめします。
また、間違ったDIYは後々大きなトラブルにつながる可能性があります。例えば水漏れが起きた場合、修理費用は予想以上に高額になることがあります。
そのため、DIYを考えている方は、自身のスキルや経験を正確に把握し、必要な作業とそれに必要な技術や工具を事前に確認することが重要です。
賃貸でもトイレのリノベーションはできる?
賃貸物件でもトイレのリノベーションは可能です。ただし、大規模な工事が伴う場合は、大家さんや管理会社の許可が必要となります。しかし、取り外しが可能なアイテムの取り替えや、壁紙の変更など一定の範囲内であれば自由に行うことができます。
例えば、トイレットペーパーホルダーやタオルハンガーなどの小物や照明を変更するだけでも印象を変えられます。また、ラグマットやカーテンの変更も手軽なリノベーションの一つです。
壁紙に関しても、賃貸OKの自己貼り壁紙を使って模様替えすることもできます。自己貼り壁紙は剥がすことができるため、引っ越す際に元の状態に戻すことが可能です。
しかし、大規模なリノベーションを行いたい場合は、必ず事前に大家さんや管理会社に相談し、許可を得てから行いましょう。無断で行うと退去時に高額な修繕費を請求されることもあるので注意が必要です。
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また、リノベーションに伴う煩雑な手続きやコーディネートも一手に引き受けます。費用面でも、予算内で最大限の価値を提供できるよう最善を尽くします。
リノベーションは大きな決断ですが、私たち「リノまま」があなたのパートナーとして全力でサポートします。
まとめ
本記事では、トイレのリノベーションアイデア、メリットや費用、リノベーション事例などを詳しく解説しました。
トイレをリノベーションすると普段の手入れが楽になり、節水効果が期待できるなどのメリットがあります。
また、他の場所のリノベーションと比較すると好みのデザインが取り入れやすく、自分の理想的な空間を演出することが可能です。
記事内で紹介したような多種多様なリノベーションアイデアや事例を参考に、あなたにとって最適リノベーションを実現しましょう。
リノままでは、これまでにお客様の要望に応じてトイレのリノベーションを行ってきました。
「自分好みのトイレにしたい」「こだわりをトイレに反映させたい」など、ご希望を実現できるお手伝いをさせていただきますので、ぜひ一度リノままをご検討ください。