コロナの影響!?リノベーションの進め方はどうなる?今本当に家を買っていいの?「前向きに」悩もう!

新型コロナウィルスで世の中のいたるところで多大な影響がでていますね。

「そろそろ新しい住まいが欲しい」「リノベーションで今のおうちをガラっと変えたい」なんて思ってたみなさん、
「今本当に家を買っていいの?」「今本当にリノベーションしてもいいの?」って不安になっていませんか?

でも不安がってばっかりでは何も進みません。

未来のことはわかりませんが、少しだけ頭の中を整理して「前向きに」悩みませんか?

1. 新型コロナウィルスの影響!リノベーションの進め方はどうなる!?


>リノベーション事例「リミックス・リノベ」|リノまま

新型コロナウィルスの流行でなかなか物件探しにも行けませんね。

こんな時期だからこそ、「本当に今家を買っていいの?」と思われる方も多いかもしれません。

逆に「物件が安くなりそうだから買いたい!」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

雑誌やネットに色んな「これからどうなる?」って記事が並んでるので、沢山読んでヤキモキしている方もいらっしゃるかもしれません。

みなさん一様にいろんなことを言っていますが、よく目にするのは「リーマンショックのときは~%くらい物件価格が下がった」とか「東日本大震災のときには~%くらい物件価格が下がった」とか「金融緩和策で住宅ローンの金利が~くらいまでさがった」といった「過去の事実」をもとにいろいろと予測をしています。

もう一つ、みなさん一様に言っているのが、「リーマンショックや東日本大震災とは比べられないような状況もある」ということ。

リーマンショックは金融発信の不況で、一般の方々が「不況」を実感するまでにタイムラグがかなりありました。

東日本大震災は大きな影響があったものの、日本以外の国は健在でした。

また震災の発生から一連の原発問題の発生はありましたが、大きくは「災害が発生した後にどう復興していくか」という問題でした。

対して今回の「コロナショック」は「全世界」で発生していて、「終わりがわからない」というものです。

また、「人」や「物」が移動することが大きなリスクになる、という点でも先の2つとは大きく違います。

仮に「物件価格が安くなる」「資材等の物価があがる」いろんなことが言われていますが、どうなるにしても「いつから」や「どのくらい」影響があるかは誰にもわかりません。もちろん政府等がどんな景気対策や金融対策をするかによっても大きく変わります。

これらはいずれも今後の「コロナショック」や「不況」がどう影響するか、ということ。

さて、今現在、「中古を買って、リノベーション」の現場ではどんなことが起きているでしょうか?

様々な影響がある中でざっと思いつくことを並べてみます。

イベントや無料相談

・お客様に来場していただけない緊急事態宣言の時期を経て、オンラインでのご相談が増えている。おうちにいるだけでいろいろな会社の話が聞けるので便利。

・現場見学会やショールームの見学会は大規模なものは中止、個別もしくは予約制にすることで開催されている。

物件探し

・居住中のご自宅などでは内見にご訪問しづらい状況なので、見に行くことができる物件が限られる。

・緊急事態宣言時は、売主様側の不動産会社や住宅ローンを扱う金融機関などがテレワーク対応だったり、営業時間・営業日を縮小していたりするので、従来よりも内見や売買契約、ローンの契約(金消契約)などの日程調整に時間がかかっていた。

リノベーション打ち合わせ

・緊急事態宣言時は、オンラインでの打ち合わせが中心だった。現在リノままでは、お客様のご意向によっては、オンライン打ち合わせと並行して、感染対策をした上でショールームでの打ち合わせも行っている。オンライン打合せでは、リノベーション会社まで出向く必要がないので、自宅にいながら進められる一方で、実際に会っていろいろな素材(壁紙、フローリング、等等)を見ながらお話するわけではないので、各種素材メーカーのショールームの「写真」からイメージをしてもらったり、素材のサンプルをお客様のおうちに送付して実際に間近でみて触ってもらったり、といった工夫が必要。

・メーカーのショールームは予約制で見に行くことができる。キッチンやお風呂、トイレなどの水回り設備、扉や棚などの建具なんかは、メーカーのショールームで実物をみながら「どれにしようかな?」って決めていくのが通常ですが、ふらっと立ち寄ることは難しいため、計画的に見て回ることが大切。

リノベーション工事

・マンションなどの管理組合に「工事申請」を出して、管理組合が「工事の承認」をした後に着工できる、というのが通常の流れだが、管理組合の理事会が開催できず、「工事の承認」をもらうまでに時間がかかることもある。

・設備や素材など、商品によっては「中国から輸入した部品を使う」ものや「欧州から素材を輸入している」ものなどがあり、緊急事態宣言時はそれらの輸入元の国がコロナの影響で生産や流通をストップしているということがあった。今後も状況次第で起こる可能性があり、その場合材料が入ってくるのに時間がかかる。(もしくは、希望した材料以外のものに変更して工事をすすめることがある。)

ざっと並べてみましたがいかがでしょうか?

みなさんがイメージしていた「影響」以外にもありましたか?

もちろん、リノままも含めどんな会社もそれぞれいろいろな対策をおこなっておりますが、「感染者がでて打ち合わせや工事がストップする」という可能性もありえます。

これら全てに共通するのは「普段よりも余分に時間がかかる(可能性がある)」ということです。

「中古を買って、リノベーション」でも、「リノベーション」のみでも、最後はみなさんが住んでいただくお住まいに工事をしてお引渡しする、ということに変わりありません。

みなさんが「おうちで過ごす」ための空間をつくっていくわけです。

するとどうしても「工事」のために物を動かしたり、現地に伺って作業をしたり、といった「オンラインでは絶対にできないこと」がいくつかでてきます。

そういった「人」や「物」が動く必要のある作業には、どれだけ対策を重ねても普段以上に時間がかかってしまう、ということです。

みなさんにとって大切な「暮らし」の舞台である「住まい」をつくることは決して「不要不急」ではありません。

それでも今の状況では「時間が余分にかかってしまう」のも確かです。

なので、スケジュールやお金に余裕をもって、「早め早めに動く」のが大切です。

2. 本当に今家を買っていいの?「様子見」したくなる昨今


>リノベーション事例「ニューヨークのアパート」|リノまま

さて、リノベーションを進めようにも「時間が余分にかかる」昨今。

今本当に家を買ってよいのでしょうか?

先に結論から言います。

この質問の答えは、「誰にもわかりません」しかありえません。

「こうなる」って断定している人がいれば、むしろ疑ってかかった方がいいかもしれません。

冒頭でもお話したように、いろんなところで「こうなるかもしれない」「こんな可能性がある」といった予測が出てきていますが、全て「過去の事実」に基づく「予測」にすぎません。

私自身も、実は「物件価格は下がりそうだな」なんて思っていますが、「いつ」「どのくらい」下がるのかは見当もつきません。

また、それらの「予測」はたいてい「社会全体がこうなる」というマクロの予測です。

あなた自身が「どうなるか」ということは予測されていません。

ただ、ひとつだけ、「絶対に」「誰にでも」等しくおこることがあります。

「時間が過ぎていく」ということです。

「家を買おうかどうしようか」「今のおうちをリノベしようかやめておこうか」「今すぐやろうか、しばらく待とうか」、そんな風に迷っている間にも確実に時間は過ぎていきます。

あなたも私も迷っている間に年をとります。

もしかしたら今のようには健康ではなくなっているかもしれません。

「時間が過ぎる」から、賃貸のおうちに住まわれていれば家賃を毎月支払うことになります。

逆に、もしかしたら宝くじがあたって、大金持ちになっているかもしれません。

昇進して収入が増えているかもしれませんし、お勤め先の経営状況が悪くなって収入が減ってしまっているかもしれません。

お子様が一人生まれて家族が増えているかもしれませんし、年老いた親御さんの面倒をみることになっているかもしれません。

当たり前のことですが「時間が過ぎる」間には、「新型コロナが収束している」「物件が安くなっている」「オリンピックが開催される」といった「社会」のことだけでなく、あなた「個人」の周りでも良いことや悪いこと、いろんなことが起きる可能性があるのです。

よくセールストークで言われるのは以下の2つ。

・住宅ローンを借りるなら健康なうちが「有利」

・物件の値下がりを待っている間も家賃を支払い続けることになるが、待っていても本当に物件が値下がりするかどうかはわからない

でもそれだけで本当に決心できますか?

3.正しく「迷う」ことの大切さ


>リノベーション事例「ゆったりとした時間」|リノまま

私は「迷う」「悩む」ことを否定するつもりは毛頭ありません。

「住まいを手に入れる」「今のおうちをリノベーションする」いずれも大きな買い物です。

いろんな情報を集めて悩むことはとても大切です。

でも、「悩んでいる間にも時間は過ぎる」ということと、「未来のことだから、何が正解かは誰もわからない」ということの2つだけは常に頭の片隅においてください。

ただやみくもに悩んで時間を浪費しすぎないように、自分なりに「いつまで悩むか」を決めておくのが重要です。

例えば「半年間だけは様子を見ていろいろと情報収集して決める」とか、「ウチの子が小学校に入るまでには決める」とか。

こうやって「悩むために使える時間」を区切っておくことで、そこまでの間は真剣に、「正しく」「前向きに」悩むことができます。

どんな状況下にあっても時間は流れていくし、あなた自身の人生は進んでいくのです。

「家を買うか買わないか」「リノベーションするかしないか」、最後はあなた自身が決断しないと進められません。

そのために私たちリノままやリノベーション会社ができることは、物件についても、リノベーションについても、よいところも悪いところも、私たちがわかることは包み隠さずお話して、「こんな視点もありますよ」「こんな考え方もできますよ」と皆さんの「悩み」に「前向きに」寄り添うことだけです。

大変な時期ですが、おうちにいる時間が長い分、「こんな住まいにしてこんな風に暮らしを変えたい/快適にしたい」という想いも強くなる時期だと思います。

「時間がかかって大変だけど、リノベーションをすすめたい」というみなさんを私たちは強く応援します。

もちろん悩んだ結果、「当分家は買わない!」とか「今のままの住まいで特に何も変えずに暮らそう!」といった結論もアリです。

リノままとしてはちょっと寂しいですが…。

どんな結論になるとしても、みなさんが「正しく迷って、前向きに悩む」ためのお手伝いができれば幸いです。

ご相談お待ちしております。


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