住まいづくり STORY ~Y 様の場合~ 【物件探し編vol.3】「お金のことを決めないと!」資金計画と『暮らし探し』

新築ではなく「中古物件を買って、リノベーション」を選んだご家族。
自分らしい暮らしって?住まいに求めているものってなに?
物件探しとリノベーションを通して、一つひとつ見つけていく過程をご紹介します。

今回の主人公は、都内にお住まいの、Y様ご夫妻。
2019年8月に入籍したばかりの、新婚のおふたりです。
同年9月に結婚式を控えていましたが、新型コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言で、披露宴を延期することに。
住んでいた賃貸マンションの更新が1年後に迫っていたこともあり、先にマイホームを検討することにしました。

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Y様プロフィール
旦那様 30代 中央区にお勤め
奥様  30代 江東区にお勤め
当時のお住まいは押上(駅近の賃貸マンション)
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◯前回のお話
【物件探し編vol.2】無料相談会で条件を整理「どんな物件なら、やりたいことができる?」


 

中古を買ってリノベーションしよう!とリノままの相談会に参加し、少しずつ自分たちの住まいへの要望が明らかになってきたY様ご夫婦。
相談会で、予算は大きく『物件』『リノベ工事』『諸経費』に分かれること、物件探しの時にリノベ予算も考えて予算配分をする必要があることを聞き、リノベの要望を再度まとめ直すまでが前回。

今回は、資金計画を確実にするために、お金のことを整理してみます。
ご案内したのは「FP(ファイナンシャルプランナー)相談」。

FP相談は、リノままが提携しているお金のプロと一緒に、シートを埋めていくことから始まります。
普段どんなことにお金を使っているかなどをもとに、独自のシステムでライフプランニング。
お子様は何人、どんな教育を受けさせる予定か(私立/国公立、理系/文系/医学部、留学有無)などまで細かく支出をシミュレートし、生涯収入と合わせてアドバイス。
想定している住宅予算についても「重すぎるから減らしたほうがよい」or「余裕があるからもっとのばせる」が分かります。

その結果、Y様家族のずっと未来、老後の生活まで含めた試算で、最初の想定金額内で問題がなさそう、ということが判明。
物件代金・リノベ費用・諸経費の全てをあわせた総額予算を5,500万円(うちローン5,100万円、自己資金400万円)と決めて、物件探しをスタートしました。

また、FP相談と並行して、リノままでは“Renovation Guidebook”という家族カルテの記入をお願いしています。
これは、家族それぞれの利き手やアレルギー、平均的な平日と休日のタイムスケジュールのほか「好きな色」「好きな音楽」「好きな場所」「ほっとする時間」などまで細かく聞いていくもの。
加えて、家族共通の行事や決まりごと、家具や家電のサイズ、住まいの悩みについてもチェック。
それらによって
「自分たちがどんな暮らしをしたいのか」
「家族と家でどんなふうに過ごしたいのか」
「今住んでいる家に足りないものは何なのか」
…などを洗い出して、実際の住まい作りにつなげていきます。


※上記写真はサンプルです。

なんとなくやってみたいことを書き出してまとめていくと、最初の希望であった
・将来的には3LDK(主寝室+子供2部屋)の間取りに
・靴がたくさんしまえる土間収納  

にプラスして

・家族が集まれる広々としたダイニングルーム
・洋服がたくさんしまえるウォークインクロゼット
・雰囲気のあるトイレ

などといった希望も明らかになってきました。
「このあたりになると、イメージもふくらみ、早く自分たちのオリジナルの家に住みたい!という気持ちが高まってきました」と奥様。
住まいのイメージが具体的になることで、夢が現実に近づいてきたことを感じたといいます。

 


 

↓次回へ続く
【物件探し編vol.4】いざ内見!でも、「現実は甘くないよな…」

 


 

▼完成したY様ご夫婦の施工事例

リノベーション事例「光と風の通りみち」

 

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