“man cave” なホームシアター

東京都豊島区/マンション/持ち家リノベ

専有面積:

43.2m2

築年:

1979年築

所在地:

豊島区

家族構成:

couple

費用:

927万円

“man cave” なホームシアター
“man cave” なホームシアター
“man cave” なホームシアター
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“man cave” なホームシアター
“man cave” なホームシアター

Outline

Story

“man cave”というワードを知っていますか?

man cave(マン ケイブ)とは、「男性が好きなインテリアが飾られた、男性だけでくつろぐ部屋」を意味するアメリカのスラング。

このお住まいの旦那様は、もともとおひとり暮らしをされる予定だったので、「思う存分、趣味を堪能できる場所」、「同じ趣味の仲間と集まれる場所」にしたいと考えていらっしゃいました。

ホームシアターやDJテーブル、アメリカンダイナーを思わせるネオンなどなど、たくさんの趣味を詰め込んで、好きなものに囲まれた贅沢部屋が完成しました。

お住まいになって1年たたないうちに、奥様と出会い、ご夫婦ふたりでの暮らしがスタート。

それから3年が経ち、おふたりの“好き”が詰まった住まいを撮影させていただきました。

 

◎カルフォルニアにある北欧な家

アメリカでいう、man caveな部屋というのは例えば、ビリヤード台、プライベートのバー、ロックのポスターなどがあったり、車庫のような空間に鉄道模型があったり。

なんとなく映画で見るような、男友だちがわいわい集まって、ビールを飲みながらスポーツ観戦をしたりするイメージ。

 

旦那様のお住まいのテーマは、「カルフォルニアにある北欧な家」。

最初はアメリカンダイナーを目指していましたが、途中からインテリアなどを考えるうちにカルフォルニアにある北欧な家をイメージするようになったそう。

 

お部屋にある暖かみのあるインテリアは、カイクリスチャンセンやアルネヴォッターの椅子、g-planのコーヒーテーブルなどの北欧ヴィンテージ家具から、ご夫婦で旅行に行かれたスウェーデン土産の「リサ・ラーソン(LISA LARSON)」のインテリアや奥様がお好きな「ル・クルーゼ」(フランス製ですが)のお鍋などなど。

アメリカンと北欧が融合する形で完成していきました。

 

 

◎遊び心満載

①ホームシアター

リノベーションするにあたって、一番にやりたかったことは、旦那様がずっと夢見ていたというホームシアター。

映画鑑賞の環境へのこだわりはもちろん、使用しないときの収納の仕方もピカイチです。

スクリーンのサイズは90インチ。

普段は折り上げ天井の中に収納されていて、使うときだけリモコンで操作して、おろしてきます。

天井プロジェクターが無骨に吊るしてあるのは、インテリアとしては減点対象!ということで、ブリッジで隠せるようにしました。

「来客者も意外と気付きません」と旦那様がおっしゃるように、収納されているときは、あるのがわからないくらい自然。

テレビ自体も壁掛け仕様にしたのでスマートですね。

プロジェクターの本体も、天井収納をうまく生かして、設置&収納されています。

プロジェクター前にある、ドイツ製ドムス社のシャンデリアがスクリーンに影を落とさないかも、事前に計算してから設計しました。

また、音響にもこだわっていて、ドルビーアトモス方式で再現。

「ドルビーアトモス」とは、映画館で採用されている、立体音響方式のこと。

フロント3スピーカー、リア2スピーカー、天井2スピーカーとウーハーを設置していることで、音が立体的に感じられます。

リアスピーカーはエアコン設置も計算してシンメトリーになるようにしました。

テレビ左のガラス板の中は、ステレオコーナー。

実は、裏から配線の操作ができる仕様になっています。

 

裏側は寝室の入り口付近にあたるのですが、小窓がついていて、本来なら整理しづらい配線も、壁の裏側から操作することができるので秀逸。

「ここをステレオコーナーにする」と決めた上で、お部屋全体の間取りが決定できるリノベーションならではのアイデアですね。

コンセントもオーディオにこだわる方にとっては外せない、ホスピタルグレード。

一般用のものより強度性能が高く、プラグを差し込んだときの刃受けのホールド感、重量感のある「オーディオ用コンセント」です。

配電盤からav単独で引きました。

 

②DJテーブル

音響へのこだわりは強く、DJテーブルもつくりました。

こちらは左右にあるレコードラックやブックシェルフと合わせてフルオーダーの家具。(お施主様支給)

板張りの壁ともマッチしています。

ホームシアターの考え方とおなじく、使用しないときにはあるのがわからないくらいスッキリ収納できるのがポイント。

そうすることで、機械にホコリが入ることも防げます。

また、たくさんあるレコードの収納には天井も有効活用。

一見目立たない賢い収納方法ですが、気づいたときには圧巻のコレクションです!

 

配電盤も下駄箱に収納、また、ネットのルーターなども下駄箱上部に収納してスッキリ。

LAN配線もテレビにもパソコン利用部にもステレオラック内に引き入れて、使いやすくしてあります。

 

③バーカウンター

当初アメリカンダイナーをイメージされていたこともあり、バーカウンターのあるキッチンに。

お酒が大好きなおふたりなので、たくさんのボトルやグラスが並べられてあります。

毎日のように、ご夫婦で晩酌されるのだそう。

旦那様が、前々から集めていたというお気に入りのネオンは、キッチンやリビングで今でも飾っています。

夜にネオンがついているとさらにバーの雰囲気がでて、さらにお酒が美味しく飲めそうです…!

 

④マグカップギャラリー

玄関からリビングへ入るときに目に入るのは、スターバックスのマグカップギャラリー。

実際に旅行で購入されたものや、お土産でいただいたものをコレクションして飾っています。

このアンティークのケビント(キャビネット)は、眼科を営んでおられた旦那様のおじい様が実際に使われていたという医療棚。

世代を超えて受け継がれてきた味わい深さがあります。

 

◎暮らしの変化

「夢だったホームシアターが実現できたことはいちばん嬉しい。」

お住まいになられてからは、映画三昧という旦那様。

このお住まいで暮らし始めてから、ご友人をお招きすることも増えたそう。

多趣味な旦那様は、ウェイクボード仲間を招待したり、ボクシング仲間よんで祝勝会をしたりと、「ホームシアターや音響設備、バーカウンターなどは、ホームパーティーで大活躍しています」と笑顔でお話ししてくださいました。

 

たくさんの趣味を凝縮した住まいですが、旦那様は「ダーツの筐体もいれたかったのですがスペースがなく断念。ホントは今でも欲しいです。」とまだまだやってみたいことがあるそう。

「このお住まいは、完成して一年も経たないウチに結婚する事になり、少し手狭になってしまいました。特にBedroomは一人用なので、将来的には、再びリノままさんにお世話になる日があると思います。」

今度はご夫婦お二人サイズのお住まいで、「やりたいこと全部できた!」と言えるくらい、たくさんの“好き”を詰め込む住まいづくりを、リノまま一同楽しみにしています!

Price

  • 基礎工事

    養生費、解体費、木工事、電気工事費、配管工事など

    536万円

  • 住宅設備機器

    UB、キッチン、洗面、水栓、トイレなど

    163万円

  • 材料費

    フローリング、扉、フロアタイル、壁板張り、照明など

    163万円

  • 収納・造作工事

    造作棚、室内窓、電動スクリーン、その他アクセサリーなど

    65万円

工事費総額(税込)

927万円

※工事費は竣工時点の税込額となっています。

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