住まいづくり STORY ~S 様の場合~ 【リノベーション編vol.4】「一生住める家 = 家族とともに変化できる家!」

新築ではなく「中古物件を買って、リノベーション」を選んだご家族。
自分らしい暮らしって?住まいに求めているものってなに?
物件探しとリノベーションを通して、一つひとつ見つけていく過程をご紹介します。

今回の主人公は、近日中に入籍予定のS様カップル。
一緒にお住まいだった賃貸住宅の更新に間に合うように、新居を探されていました。

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S様プロフィール
30代と20代の婚約中のおふたり
勤務地はそれぞれ、池袋と中野

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【物件探し編vol.1~5】では、リノままに依頼を決めたきっかけから、最終的に購入した物件に出会うまでをご紹介しました。
物件の条件を整理したり、実際に見学したり、改めて優先順位を見直したり…。
そうして2021年1月、運命的に出会った物件の購入契約に至ったおふたり。
前後して入籍も済ませ、新婚さんとなってリノベーションの打合せにのぞみました。

◯前回のお話
【リノベーション編vol.3】もとの物件の課題と、間取りの工夫をより具体的に


もとの物件の課題を解決しつつ、良さを最大限に引き出す間取りの工夫について触れた前回。
ななめ壁を設けることで、「洗面台とお風呂を広く、かつ玄関もゆったり」という要望もクリアしました。

さて、大きなテーマであった、将来的な子ども部屋2つの確保はどのようにするのでしょうか?
今回はそのことに触れつつ、再度ワンストップの意義に立ち戻ってみたいと思います。

リノベーション後の間取りは2LDKで、LDKを個室2つではさむような配置です。
間取りの真ん中とはいえ掃き出し窓と、もう一方のバルコニー側の個室との間にある室内窓で、明るく開放感のあるLDKを実現しました。

バルコニー側の個室は、書斎とWICも併設した窓3つ分のスペースで、今はここを寝室として使います。
将来的には、玄関側の個室を主寝室とし、ここを子ども部屋と使うことも視野に入れています。
さらにお子様が2人になったら、部屋に間仕切りを入れてセパレートできるように、下地を準備しました。


> after写真

若いご夫婦にとって、これから長く住める家とは、「家族と一緒に変化できる家」。
必要なときには手を加えながら、年々思い入れのある住まいに育っていくように。
家族に寄り添える住まいの土台をつくりたい」と話す李でした。

また、物件の良さを生かすことがリノベ成功のカギだからこそ、物件探しと設計の連携も欠かせないポイント。
実現したい暮らしやリノベを前提に物件を探す物件担当の秋山と、設計担当の李。
リノままでは同じオフィス内で、物件探しの段階から、お互いに情報共有をしながら進めていました。

例えば「無垢材の床を採用したい」というS様の希望に対し、置床の物件をメインに探すことを秋山に提案していたという李。
既存の床を残せることでコストダウンにつながり、リノベーションでできることがひろがりました。

さらに、工事が始まってからも、今度はリノままの施工管理×設計担当の連携が行われています。
というのもリノベの工事現場では、スケルトン状態にしてみて初めて分かることも多いもの。
設計担当が状況を把握し、こまめな軌道修正を加えつつ完成を迎えるからこそ、納得のいく仕上がりになるのです。


物件担当の秋山


設計担当の李


施工管理の細川

↓次回へ続く
【リノベーション編vol.5】「とにかく生活することが楽しい!」キッチンに立つたびにニッコリ♪は、9/1(木)18時頃公開予定!


▼完成したS様ご夫婦の施工事例

リノベーション事例「Time for us」

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