中古戸建て探しのポイント③~建物や土地のサイズ感を知っておこう~

中古戸建て探しのポイント③~建物や土地のサイズ感を知っておこう~

公開日:2022.1.14 


>リノベーション事例「BLACK × INDUSTRIAL」|リノまま

前回までは、戸建ての「構造」「築年数」についてお話ししました。

さて、いよいよ中古戸建てを探してみよう!と思った時に分かりづらいのが「建物」や「土地」のサイズ感。

一戸建てはマンションと違って、複雑なので物件探しは建築士のいるリノベーション会社など建築のプロにお願いすることをおススメしますが、自分でも探したい!

相談する前に相場感をチェックしたい!

という方向けにサイズ感の目安をここでお伝えします!

(ただ、気になった物件があっても住所や土地の形状など書いてないことが多いので、その場合はリノベーション会社に物件のURLなどお伝えして、調べてもらいましょう)

「マンションなら70㎡や80㎡でもイメージしやすいけど、一戸建ては階段や廊下などのスペースもあるから同じ70㎡や80㎡だと狭いし、どれくらいの広さが必要なのかなぁ。」

という方も多いはず。

例えば、ネットで検索するとこんな感じの図面が。

ご覧頂くと、

「建物の図面は掲載されているけど、部屋の広さも分からないし、1Fと2Fの大きさも分からない。土地の形状も書いてないし、駐車場があるのかどうかもわからない」

なんてことに気づくと思います。

そこで、まず、どのくらいのサイズの建物、土地を探せばよいか自分達の求めている「サイズ感」を確認していきましょう。

 


目次

1. 「㎡」「帖(畳)」「坪」それぞれの大きさを知っておこう

2. まずは基準となる建物サイズを知っておこう

3. 土地のサイズ感を知っておこう

4. まとめ

 


 

1. 「㎡」「帖(畳)」「坪」それぞれの大きさを知っておこう


>リノベーション事例「自由なひと部屋」|リノまま

マンションでは㎡表記は多いですが、一戸建ての場合は「〇畳」や「〇坪」という表記が出てきます。

ここで簡単に広さの単位について知っておきましょう。


〇「帖(畳)」「坪」とは
簡単な目安は畳1枚の広さが1畳。

もちろん畳のサイズは厳密には地域により様々なのであくまでも目安になります。

ここでは概算で、

1帖(畳)=約1.6562㎡=0.5坪
1坪=2帖=約3.31㎡

という風に考えておいてください。

例えば80㎡の場合は坪に換算すると、80㎡÷3.31≒24.16坪というふうになりますね。

 

2. まずは基準となる建物サイズを知っておこう

一戸建ての場合には平屋や、2階建て、3階建てなどもありますが、ここでは一般的な2階建ての建物を探す前提でご説明いたします。

ここで、仮に下のような2階建ての建物を参考に挙げてみます。

1F:52.99㎡
2F:40.16㎡
合計延床面積:93.15㎡(28.17坪)


1F 平面図


2F 平面図

仮に、夫婦+子供1人の3人家族を想定した場合でこの建物に対して広さを考えてみます。

人によりお部屋の数や、広さの希望などは異なるため、この建物を基準として、狭いと思えば希望の広さを足したり、コンパクトで良ければ引いたりすればおのずとサイズが見えてくるはず!

○まずは1階について考えてみよう。

<1Fの面積の基本サイズ>


・玄関、ホール 3帖
・玄関収納 1帖
・廊下 2.5帖
・階段 2帖
・トイレ 1帖
・洗面室 2帖
・お風呂 2帖
・キッチン 5帖
・リビングダイニング 12帖
・物入等 1.5帖

ここまでで合計は32帖

これを1Fの基本サイズと考えます


○次に2階について考えてみよう。

<2Fの面積の基本サイズ>


・階段 2帖
・トイレ 1帖
・廊下 2.5帖
・洋室 6帖
・寝室 7帖
・WIC 3帖
・収納 2.75帖

2Fの合計は24.25帖

これを2Fの基本サイズと考えます
 

○最後に自分の希望のサイズに補正しよう

この基本サイズにあなたの要望を加えたり、引いたりしてみてください。

例えば、

・1Fに和室が4.5帖欲しい→+4.5帖
・LDは12帖だと狭いから14帖欲しい→+2帖
・2FのWICはコンパクトに2帖でいいなら→ー1帖

といった具合です。

そうすると、

1F⇒32帖+4.5帖+2帖=38.5帖(63.5㎡)
2F⇒24.25帖―1帖=23.25帖(38.36㎡)
これで1F+2F=101.86㎡

という風に目安ができました!

 

3. 土地のサイズ感を知っておこう

土地のサイズを決める際に大事なポイントは、建物を建てるスペース以外に、駐車場スペースやお庭のスペースをどのくらいとるかという点です。

まずは建物の建つスペースが、1F面積より、63.5㎡・・・①

例えば駐車場スペースが1台分なら、
3m×6m=18㎡・・・②

お庭が8帖分くらい欲しいなら、
8帖×1.65=13.2㎡・・・③

その他、道路からのアプローチスペース、駐輪スペースとして、
2m×4m=8㎡・・・④

最後に建物廻りには隣地境界との離隔距離が必要です。

大体目安は15~25㎡なので、
間をとって20㎡・・・⑤

そうすると、

①+②+③+④+⑤=122.7㎡

となり、全ての合計で、122.7㎡(37.06坪)くらいの土地が必要なことが分かります。

※ちなみに駐車場はいらないなら②は除く、お庭不要なら③は除くなどして考えてくださいね。

これで、中古戸建てを探すときに、建物が101.86㎡(30.7坪)以上、土地が122.7㎡(37.06坪)以上という目安ができました。

とりあえずこの条件で検索すれば、リノベーションに必要な広さの物件が絞れそうですね。

 

4. まとめ


>リノベーション事例「made of wood」|リノまま

こんな風に一戸建ての場合は『建物の広さ、土地の広さ』を知ることで物件探しもよりスムーズにすることができるのです。

もちろん、『あくまで目安』ということを忘れないでください!

例えば、建物に駐車場が組み込まれているビルトインガレージなら土地はもう少し小さくても良いかもしれません。

また、2Fにリビングにしたいなどのリノベーションも可能ですので、1F・2Fのお部屋の割り振りについてはここではあまり気にしなくても大丈夫。

あくまで建物全体の広さの目安にして頂ければOKです。

 

次回は土地の『敷地の形状や向き』についてです。
ちょっと難しそうな内容ですが、大切なことをお伝え致します。

 


 

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