コペンハーゲンな家

コペンハーゲンな家

Favorite Minimum

所在地:練馬区 / 間取り:3LDK→2LDK+WIC / 専有面積:81.8m2
築年:ー / 工事費:1,696万円 / 家族構成:family

コペンハーゲンな家

「もう一度、イチからやっても同じものが出来上がるくらい、今の住まいが気に入っています。」

そんな素敵な感想を頂けた、こちらの住まいをご紹介をしていきます。

 

◎お客様からのご要望

所有しているアパートの2部屋をぶち抜いて、デザインにこだわったお部屋をつくりたい!

SNSで集めた好みのデザインを取り入れたい!

出島のカピタン部屋みたいにしたい!

↓ 頂いたご要望を元にラフプラン&パース(3D展開図)を作成。

〈初回パース〉
最初は北欧の都会的なイメージでした。

〈設計打ち合わせを重ねてキッチンのイメージが固まってからのパース〉
徐々にあたたかみのある北欧コンテンポラリースタイルへと変化。

 

◎設計ポイント

断熱対策
<ハニカムスクリーン>
→和室を明るく、室内温度もキープ。
<二重サッシ(窓)>
→外気をブロック、結露防止にも◎

北欧風コンテンポラリースタイル
→既存の窓の古さが残りアンバランスになるため、オリジナルの格子窓を造作し、デザインの統一をご提案。

◯空間の仕切り方
<モールのフレーム>
→LDKを広く、かつ場を分けて落ち着いた空間とするため、あえて下がり壁とモールのフレームを利用。
<室内窓>
→LDK奥の書斎は半個室とし、空間を仕切る壁には印象的なガラスブロックをチョイス。

 

◎きっかけ

 

今回、4人家族のお客様がリノベーションしたのは、所有している練馬区のアパート。

ご夫婦が新婚当初住んでいたこの家は夫婦2人で住むにはちょうどいい広さでしたが、子どもができると手狭になり、仕事の都合などで20年間空き家にしていました。

 

お子様が成長されて、息子さんが一人暮らしを始めるなど、家族の形態が変化したので、リノベーションして練馬区のアパートに戻ることに。

ちょうどそのタイミングで賃貸に出していた隣のお部屋が空いたので、2部屋をぶち抜く形で、拡張リノベーションすることにしました。

 

大学生の息子さんは海外で一人暮らし、大学生になる娘さんも近い将来、独り立ちするかもしれない状況。

また旦那様もしばらく単身赴任されています。

そのため、旦那様の書斎やお子様の個室をつくるというよりも、いつ誰が家に戻ってきても使い心地がいいように、パブリックスペースをシーンごとに使い分ける形にしようと、設計がスタートしました。

 

お部屋のデザインやテイストは、奥様がいろんなお店で見つけたアイデアやSNSで集めたイメージを元にお打合せ。

最初のイメージはまだ漠然としていて、好みのテイストも定まっていなかったとか。

インダストリアルスタイルからモダンなものまで、たくさんチェックされていたそう。

いろいろ見ていくうちにFarrow & Ball さんの“Churlish Green”の色に一目惚れ。

この色が決まるとどんどんイメージが膨らんで、「コペンハーゲンにある、あったかく上品で可愛らしい住まい」へと理想の住まい像が固まっていきました。

リビングダイニングと書斎は全面的に、“Churlish Green”の塗装を施しています。

 

◎こだわりポイント紹介

◯主役はオーダーメイドキッチン

お部屋の一番の主役は、完全オーダーメイドのキッチンです。

事前にでた奥様からのご希望は

・キッチンの壁に収納をつけたくない

・油飛びや水ハネを避けたいので、キッチンは壁付けがいい

という二点。

そこで、カウンター兼チェストと、アイランドテーブルを作ることに。

 

カウンター兼チェストは、キッチンのコンロから横続きに。

収納力はもちろん、ちょっとした作業台にも便利◎

お料理をしている奥様と会話しながらお子様が腰掛けたり、旦那様が軽くPC作業するときに使ったり。

窓からの採光も活かしたデザインです。

 

こちらがオリジナルのアイランドテーブル。

一般的なⅡ型のキッチンだと、作業用カウンターを壁付けにするパターンはよくみられる仕様。

ですが、お掃除のことも考えて、油飛びや水ハネ対策で壁付けのキッチンにし、逆に作業用テーブルをアイランドにする形で落ち着きました。

 

このアイランドテーブルは、広くて複数人でお料理しやすいだけではないのです!

テーブルの下は、大容量の収納になっています。

鍋や調理器具、ミキサーなどが入るのはもちろん、電子レンジを隠しておけたり、必要なときだけ使う小型のテレビも収納できたりする大きさ。

完全オーダーメイドだからこその使いやすさとデザインです。

 

このアイランドテーブルに横付けする形で、ダイニングテーブルを配置。

コンセントを4個つけて、ダイニングテーブルでPC作業もできるようにしました。

多機能なキッチン周りで、家族との距離が縮まります。

 

◯くつろぎの和室-自由に使える寝室

単身赴任中の旦那様と留学中の息子さんが戻られたときのため、普段は一人一人のベッドは置かず、人数分のお布団を敷けて、使わない時は部屋を広く使える和室を準備することにしました。

 

出島のカピタン部屋が大好きだという奥様。

「カピタン部屋をモチーフにこの一室をつくりたい!」と構想を練っていきました。

 

出島のカピタン部屋とは、ご存じの方も多いでしょう、こちら。


>tripnote>カピタン部屋

畳の和室に合わせた洋風の家具、部屋によってさまざまな文様の壁紙や天井。

チャレンジしてみたいアイデアが満載です!

 

特に印象的なのは、「唐紙(からかみ)」と呼ばれる壁紙や天井のクロス。

もともと唐紙とは中国から伝わった紙のことで、日本でも古くからの著名な建物に、装飾性の高い壁紙として使用されてきました。

日本の伝統的な文様が印象的で、その華やかさと独特の質感に見とれてしまいます。

 

設計のお打合せでは、奥様とたくさんの唐紙を探し盛り上がりましたが、「落ち着いて眠れないのでは?」と家族会議で却下されてしまったそうです…。(笑)

ご家族とも相談されて、最終的には、和紙のような質感のある、白の壁紙に決めました。

でも記念に、使うかどうか悩んでいたお気に入りのカピタン風クロスはウォールパネルとしてお部屋に飾っています。

奥様からは「設計途中は迷いすぎてどんどん派手なものに目がいっていました(笑)いまは白にしてよかったなと思っています!」とご感想をいただきました。

その代わり、天井のクロスは木目柄のもので、シンプルながらも遊び心のあるものを選びました。

 

コロナ渦の自粛期間には、リモートワークやオンライン授業が増えたことで、逆に家族で集まれる時間が増えたそう。

リビングの白壁にプロジェクター投影して、ご家族みなさんで映画を観たりオンラインコンサートを鑑賞したり。

その数50本にものぼるとか…!

仲良しなご家族です◎

 

◯クローゼットに隠された収納ワークスペース!半個室の書斎も!

もともとはお子様の勉強用につくられたワークスペース。

造作テーブルを椅子の高さやモニターの幅と合わせたり、上の造作棚も本や教科書が入るサイズを考慮したり、暮らし始めてからの快適性を考えて設計しました。

使わないときは、クローゼットの扉をしめるとこの通り。

すっぽりと隠せる便利で面白い作り!

 

ワークスペースとしてはもう一つ。

リビングダイニングの奥には、奥様がお仕事をされる用の書斎をつくりました(いまはお子様の勉強机になっています)。

完全に個室にする必要性はなくても、半個室になっているほうが集中できます。

オンライン授業やリモート会議などの際も、リビングの生活感を映すことなく行えます。

実際にお住まいになってからは、デスクワークをされる奥様はクローゼットのワークスペースを使い、オンライン授業を受けるお子様が半個室の書斎を使われているそうです。

 

◯細部にこだわる

色使いにセンスが感じられるお住まいですが、それだけではありません。

このお部屋が本物の北欧にあるお家のようにみえるのは、細部にもこだわりをもって設計しているからなのです。

 

1つ目はモールディング。

リビングには廻り縁(天井と壁のあいだにつける見切り部材で、お部屋をぐるっと囲っています)と巾木(床と壁のあいだにつける見切り部材)を取り付けており、どちらもモールディングの形状によって、独特な陰影を生み出しています。

 

特に印象的なのは、LDKの下がり壁を囲うモールディング。

ここはもともと2部屋を仕切る壁がありました。

1つの部屋につなげる際に天井をフラットにすることもできたのですが、あえて少し天井をさげることで、場を分けて落ち着ける、ぐっと良い空間になりました。

 

2つめは、窓枠。

二重サッシ(窓)にしたとはいえ、やはり既存の窓の古さが残り、リノベーション後の内装とはアンバランスになってしまいます。

そこで、オリジナルの格子窓を造作し、デザインの統一をご提案。

白の格子枠をつけたことで、北欧風コンテンポラリースタイルの統一感が生まれました。

陽当たりの良いお部屋なので、陽が差すと格子状の影を落とすのも素敵ですね。

 

3つ目は、室内窓。

空間を仕切る壁には印象的なガラスブロックをチョイス。

光の透過が美しく厚みのあるガラスブロックは、お部屋に明るい重厚感をもたらします。

ガラスブロックの重みに壁が耐えられるように、冷蔵庫側の壁だけ高くすることで、その強度を保っています。

 

4つ目は、壁紙とウォールパネル。

トイレの壁紙と、先ほど和室のご紹介をした際のウォールパネルは、WhOさんのもの。

さまざまなデザインがあるだけでなく、使用する場所に合わせてオリジナルのサイズでプリントが可能なのです。

トイレのサイの壁紙は、サイを大きく拡大する形でプリントしてインパクト大!

ウォールパネルも、模様のサイズを好みの大きさにしてプリントしてもらいました。

使用用途やデザインのサイズをオリジナルで決められるのは魅力的ですね!

 

最後に、和室のハニカムブラインド。

ハニカムブラインドとは、ハニカム=蜂の巣のことで、横から見ると6角形の形状をしています。

中に空気層があることで、窓の外からの熱を防いだり、室内の熱を逃がさないよう保ったりしてくれる効果があるのです。

和室に取り入れることで、襖の和紙を連想するような新しさがあります。

 

◯いちばんのお気に入りは実は洗面所に

奥様の“好き”を大集合させたこのお住まいですが、「いちばんのお気に入りは?」と尋ねてみたところ、なんと「洗面所のタイル!」とのこと!

このタイルは、タイルパークさんのもので、設計打ち合わせの最終段階で一目惚れしたもの。

すでに、他のタイルの予定で洗面所の仕様も決めていましたが、このタイルとの出会いで、計画変更!

タイルの色味に合わせて、壁紙の色や照明、金物の色を変更。

「変更が間に合うギリギリのタイミングでこのタイルを見つけて、実際に使うことができて本当に嬉しい!」とお話ししてくださいました。

 

大人なデザインの邪魔にならないように、洗濯機を隠す扉も設置。

洗濯機の位置は言われないとわからないくらい、スッキリと生活感をなくした洗面所です。

 

◯見渡す限り好きなもの

リノベーションしたお住まいにお引越しされた奥様に、暮らし始めてからの感想を聞いてみたところ、

「どこをみても自分たちで選んだ好きなものだからとても気分があがります。お料理していても楽しいし、洗面所も大好きだし。ミニマムなんだけど、好きなものだけ詰まってる感じ。」

ととてもご満足いただけているご様子でした。

 

“ミニマム”ってモノを減らすイメージだけれど、リノベーションでは選び抜いたお気に入りを配置していけば、自然と好きなものだけに囲まれた、無駄のない“ミニマム”な部屋にすることができます。

 

「新宿御苑のショールームに打ち合わせにいくのもとても楽しかったんです。リノままの設計士さんは、私のイメージを第一に理想をカタチにしていってくれるから、本当に打ち合わせが楽しみで仕方なかった!その分、“こうしたい”がないと進まないんだ、私が思い描くイメージを伝えることが大切なんだ、と気づき積極的になることができました。」

 

リノベーションは自由度が高い反面、それだけお客様にもたくさんご意見をいただくことになります。

でもだからこそ、心から満足できる住まいがつくれるというのがリノベーションの醍醐味。

 

たくさん迷って選び抜いて、打合せを重ねて完成した住まい。

仲良しご家族のこれからの暮らしが楽しみです。

 

関連リンク集:

https://www.farrow-ball.jp/

https://tripnote.jp/nagasaki/place-kapitan-room

https://tile-park.com/

https://whohw.jp/about/

この事例を担当した人たち

コペンハーゲンな家仕様 / リノベーションの仕様と工事費(税込)

SPECIFICATION
リノベーションの仕様
BASIC
仮設工事、解体工事、木工事、給排水工事、電気工事、ガス工事など
432万円
FACILITY
住宅設備機器(オーダーキッチン、UB、洗面、水栓、トイレなど)
579万円
MATERIAL
建具工事、塗装工事、左官・タイル工事、内装工事、照明器具、空調設備工事など
435万円
ACCESSORY
収納・造作工事、二重サッシ(窓)、窓枠、モールディング、室内窓、ガラスブロック、ピクチャーレール、家具など
250万円
AMOUNT
工事費総額
1,696万円
※工事費は竣工時点の税込額となっています。

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