東京都府中市/マンション/ワンストップ
専有面積: | 68.59m2 |
---|---|
築年: | 1979年築 |
所在地: | 東京都府中市 |
家族構成: | single |
費用: | 664万円 |
Outline
Story
リフォーム済のマンションを購入したけど、もっと住みやすく、好きなもので囲まれた暮らしがしたい。
部分リノベーションで、プライベートもお家でのお仕事も自分らしくいられるように。
愛猫チップくんとの気ままな暮らしができる、遊び心を散りばめたお住まいが完成しました。
◎お客様からのご要望
◯黒猫チップくんと気ままに暮らしたい
◯お仕事でお客様を集めてキッチンを使うことがあるため、オープンにしたい
◯ありきたりなマンションじゃなくて、部分リノベーションで好きな素材を取り入れたい
↓ 頂いたご要望を元に作成したラフプラン。
◎設計ポイント
◯造作キャットウォーク
→デザイン(大きさ・高さ・バランス)と、素材(チェリー)にこだわりました。
◯オープンキッチン
→オンラインでつながりながらでもお料理しやすい、フルフラットのキッチンに。
→壁にはマグネットボードを入れて、レシピなどを貼るのに活用◎
◯デザインの遊び
→デザインや間取りの工夫で、長く住まう、好きな空間へ
<ニッチ(チェリー)>
<造作ドア(格子と塗装)>
<寝室やトイレにアクセントクロス>
◎住まい探しエピソード
生活スタイルが変わり、“自由なおひとり暮らしにちょうどいい住まい”を考え始めたのがリノベーションのきっかけ。
黒猫のチップくんと気ままに暮らせる住まいを軸に探し始めました。
悩まれた末、購入を決められた府中市のマンション。
でも最初の頃は田園都市線や都心にアクセスしやすいエリアを中心に物件を探されていました。
住みたいエリアが変わった理由をお聞きすると、
「ペット可の中古マンションが都心ではなかなか見つからなかったことや、コロナの影響で働き方が変わったことから、物件の選び方の基準が変わりました。少し都心からは距離があっても、落ち着いた場所に決めたいと思うようになりました。」
「このお住まいの気に入っているところは、近くに神社があることや、お天気のいい日は富士山が見えるところ。家での生活が明るくて居心地がよくなりました。」
とお話ししてくださいました。
◎こだわりポイント紹介
◯黒猫チップとの暮らし
このお住まいのいちばんのこだわりは、リビングのメインの壁に設置した、造作キャットウォーク。
以前、戸建のお住まいを注文で建てる際には、「実用性がない」というハウスメーカーさんの意見もあり、断念されたとのこと。
実のところ、猫ちゃんがキャットウォークに慣れるまでは時間がかかったり、なかなかキャットウォークには乗ってくれなかったりすることもあるのです。
でもその頃から「ずっと作ってみたい!」という気持ちがあったので、今回は思い切って造作キャットウォークをつくることに決めました。
猫ちゃんの歩幅や、飛ぶ距離も考えながら、設計。
素材には、フローリングの色に合わせたチェリーの木を選択。
四角いウォールシェルフのデザインなので、ちょっとした小物や時計の置き場所、本棚としても使えます。
また、「チップくんが窓の外を景色を見ながら日向ぼっこができるように」という想いから、窓側にもキャットウォークを設置。
こちらはカーテンに隠れて見えにくいため、コストダウンした素材を使用。
少しずつキャットウォークに慣れつつある、チップくんでした◎
◯造作●●
部分リノベーションとはいえ、こだわりのデザインを要所要所に配置した住まいなので、オリジナリティ満載。
造作キャットウォーク以外にも、造作家具を設置しています。
一つ目は、造作ベンチ。
冬にリビングで使うラグを収納するために作りました。
床に敷くラグは丸めると結構重たい…
季節の変わり目に、丸めてそのまま収納できるようになったので、ラグの衣替えに困ることもなくなりました!
こまごましたものもスッキリ収納できるので便利◎
チップくんと戯れるときなんかにも、気軽に腰掛けられるベンチです。
二つ目は、造作ニッチ。
小物を並べて飾ることもできる、遊び心のあるニッチをリビングに設置。
キャットウォークに使用したのと同じ、チェリーの木を使っています。
すっきりシンプルなニッチですが、小物の置き方で雰囲気も変えられる自由度もありますね。
三つ目は、造作のドア。
リビングのドアは、お部屋にいるときも、帰宅時に玄関からも見えるので、お気に入りのものにしたいですよね。
ドアのデザインを格子に決めて、色をブルーに決めて、お部屋のアクセントになるオリジナルのドアが完成しました。
造作のほかに、部分リノベーションでこだわったのは、アクセントクロス。
寝室はリラックスできるように、森林のクロスを選びました。
また、トイレも一面だけ猫のアクセントクロスに変更、使いやすいように上部に棚もつけました。
そのほかのクロスやフロアタイルは既存のまま。
リフォーム済みの物件で、便器も新しいものがついていたため、交換していません。
使えるものをいかす形で、部分的にリノベーションすることによって、コストダウンが実現しました。
◯人の集まるキッチン
お友だちを招いてお料理をすることや、お仕事でキッチンを使うことが多いお客様。
狭かったLDKを開放的に、広いリビングダイニングへと間取りを変えました。
キッチンは集まってお料理したり、キッチンカウンターで簡単なお食事をしたりできるように、オープンタイプに。
お部屋全体を見渡せる、キッチンからの景色。
チップくんの様子もよく見えて、お友だちが来ているときでもオンラインのビデオ通話でも、会話をしやすいつくりです。
このお住まいは、購入時にはすでにリフォーム済のマンションだったので、キッチンは綺麗な状態のものがついていましたが、元のキッチンはカウンターが高めで、お料理をしている手元がダイニング側からはみえないような仕様だったため、思い切って交換。
フルフラットのオープンなキッチンで、ダイニング側からも手元がよくみえるようになったことで、お仕事でも使いやすくなりました。
キッチンの壁にはマグネットボードを入れているので、レシピなどのちょっとしたメモを壁に貼っておくこともできて便利です。
また、キッチンで絶対に取り入れたいとのご要望があったのが、Mieleの食洗機。
Mieleの食洗機は、奥行きがあり大容量で、前開きのため出し入れしやすいデザイン。
またもうひとつ大きなポイントは、乾燥時に熱風を使わない、余熱乾燥を行うという点。
食器を傷めにくく、長持ちさせられるというメリットがあります。
少し水気が残ることもあるというデメリットもありますが、余熱乾燥は消費電力が少なく、省エネルギーのため、お財布にも優しいのです。
このMieleの食洗機を付けられる大きめのキッチンを選んだことで、作業スペースの縦幅も広くなり、お料理のしやすさもアップしました。
引き出しのスペースも広がり、置き場所の困りがちな浄水器も引き出しの中に入れることができます。
普段はダイニングでお仕事をされたり、オンラインでお友だちと話したりして過ごすことが多いというお客様。
ダイニングの椅子は、お気に入りのものでそろえようと、探し中だそうです。
コロナ渦のいまは、お家で過ごす時間をいかに楽しめるかが大切。
「今はチップとふたりで気ままに暮らして、コロナが落ち着いたらお友だちをたくさん招いて、もっとおうち時間を満喫できるようになるのが楽しみです」とお話ししてくださいました。
Price
-
基礎工事
仮設工事、解体工事、木工事、給排水工事、電気工事、ガス工事
約198万円
-
住宅設備機器
住宅設備機器(キッチン)
約207万円
-
材料費
建具工事、塗装工事、内装工事、照明器具、空調工事、ガス工事
約160万円
-
収納・造作工事
収納・造作工事(本棚兼キャットウォーク、ベンチ収納、マグネットキッチンパネル、ニッチ棚、物干しバーなど)
約99万円
工事費総額(税込)
約664万円
※工事費は竣工時点の税込額となっています。