
東京都大田区/マンション/ワンストップ
専有面積: | 51.55m2 |
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築年: | 1994年築 |
所在地: | 大田区 |
家族構成: | couple |
費用: | 1,058万円 |

















Outline


Story
賃貸でもいいかなと思っていたけれど、リビングを広く、間取りを好きなように作りたくなった、ということでリノベーションを決意されたご夫婦。
「家族みんなそろって、でもキュウクツじゃなく過ごせるリビングが理想でした」と旦那様。
個々の部屋をつくることは最初から考えてなかったそう。
そうして、とてもあたたかく個性的なお部屋ができあがりました。
◎部屋の中の部屋
リビングに入っていちばんに目に留まるのは、この小部屋。
ドアを開けると畳の小上がり。
その奥には小上がりに腰掛けながら作業ができる造作カウンターを設置しました。
このスペースは、旦那様のちょっとした書斎がほしいというご希望がきっかけになりました。
そこで設計担当が提案したのが、小上がりのある空間。
小上がり部分は引き出しになっていたり、上に開けられるようになっていたり、収納スペースとしても使えるので、とても便利。
書斎の造作カウンターは、お子様ができたときのことも考えて、3人横並びで作業できるよう作りました。
天井まで仕切るのではなく、壁との間に隙間を残すことで、完全な個室ではなく、リビングダイニングの一画のスペースという立ち位置。
目線の高さの壁を、室内窓にしたことで圧迫感はありません。
ガラスのおかげで明るさも保てて、ドアだけでなく窓も開閉することができるので、風通しも自由自在です。
◎素材・色へのこだわり
お部屋の印象を決める床の素材には、ヴィンテージ感のある無垢フローリング(オーク)を選びました。
ダイニングテーブルもお引越し後に、床の色に合わせて買い足したもの。
特徴的なのはキッチンの腰壁。
床に使ったオークの木の余りを使うという、設計担当が提案したアイデアを採用。
お部屋全体の木の色味が統一され、落ち着いたリビングになりました。
腰壁は、リビングから見渡した時に目立つところ。
ここに一味あると、お家の個性が感じられます。
そんなキッチンにもこだわりがたくさん詰まっています。
木との相性を考えて、ステンレスキッチンは絶対!と決めていたそう。
キッチンの配置は、もともとはアイランド型をご希望でしたが、お部屋の構造を考慮して、導線的に使い勝手の良いペニンシュラ型にしました。
リビングを見渡せるキッチンで、ダイニングとも横並びなので、家族との距離の近さを感じられる間取りです。
ちょっとしたポイントとしては、ダイニングテーブル側の腰壁部分にコンセントをつけたことで、ホットプレートを使うときにとても便利だとお話ししてくださいました。
素材へのこだわりとしては、サブウェイタイルは白タイルにグレーの目地、
反対にフロアタイルは黒のタイルに白い目地と、バランス感覚のある配色になっています。
配色にこだわったところは、廊下にも。
玄関から入って廊下の奥に見える3色のドア。
ホワイトとブルーと淡いピンク、さりげない色使いですが、しっくりくる色合わせをじっくり選びました。
また、扉のガラス部分もすべて種類が異なります。
ドア一つ決めるにしても、ドアの形状や色からガラス部分や取っ手の素材まで、選択肢は無限大。
リノベーションの自由度を実感できます!
◎新しい住まいでの変化
「新しいお家で暮らし始めてから、片付けがスムーズになりました」とお話してくださいました。
また、収納できるかどうか、どこに収納しようか、考えてからお買い物するようになったそう。
いまはお子様と三人暮らしをされているご家族。
三人並んで、小上がりに腰掛ける日ももうすぐ。
この部屋の窓を通して、たくさんのストーリーが溢れていくのが楽しみです。
Price
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基礎工事
養生費、解体費、木工事、電気工事費、配管工事など
約504万円
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住宅設備機器
UB、キッチン、洗面、水栓、トイレなど
約145万円
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材料費
無垢フローリング(オーク)、扉、フロアタイル、クロス、塗装、照明など
約210万円
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収納・造作工事
小上がり、室内窓、可動棚、ハンガーパイプ、サブウェイタイル、その他アクセサリーなど
約199万円
工事費総額(税込)
約1,058万円
※工事費は竣工時点の税込額となっています。