ゆったり流れる家族時間

東京都/マンション/持ち家リノベ

専有面積:

75m2

築年:

2008年築

所在地:

東京都

家族構成:

family

費用:

806万円

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Outline

Story

以前からお住まいのマンションのお部屋をリノベーションした、仲良し家族のお住まい。わんちゃんが駆け回れるくらい、広々としたリビングダイニングへと生まれ変わりました。

◎お客様からのご要望

◯リビングを広くキッチンを開放的に、家族で居心地の良い空間にしたい。
◯湿度の高い環境なので、湿気対策をしたい。
◯無垢フローリングなど、自然素材をたくさん使いたい。

◎設計ポイント

◯「不要な壁は除き、必要な壁はつくる」使いやすく家族とつながるLDKを。
◯ウォークスルークローゼットで、住まい全体の風通しをよく、光の入らない部屋をなくす!
◯使えるものは再利用し、全体のコストバランスに配慮。
◯廊下〜リビングダイニングには調湿効果もある珪藻土や無垢フローリングを使って、人もワンちゃんも気持ちの良い空間に。


 ↑ご要望に合わせてつくったラフプラン

 


 

家族で過ごす時間を大切にしたリビングダイニング

お子様ふたりとわんちゃん、家族みんなで広々過ごせるような住まいを思い描き、リノベーションがスタートしました。元々あった和室を取り除き、リビングはすっきり広くなりました。キッチンの壁もなくして、お料理しながらダイニングテーブルやリビングスペースで過ごす家族の顔がみえるオープンな間取りになりました。

 

反対に、使い勝手のために壁を増やした箇所もあります。リノベーション前は、キッチンから直接洗面所へ出入りできる引き戸がありました。(Before間取り参照)行き来しやすいという利点はありますが、「モノを置けない」という不便な一面も。この通路を閉じることで、キッチンにはカップボードを、洗面所にはキャビネットを設置&造作棚を追加して、収納量をアップさせることができました。

ご夫婦のこだわりは、無垢のフローリング。広いリビングをかっこよく仕上げてくれています。

マンションでフローリングを貼るとなると、遮音性を確保するために、置床(二重床)にするのが一般的。これは、鉄筋コンクリートの床の上に、脚付きの防音材を設置し、その上に床を貼るという方法です。しかし、このお住まいで置床にしてしまうと、床がかなり上がってしまい、天井の高さも低くなる上、他の部屋との境に段差ができてしまいます。

そこで採用したのがオトトロという防音マット。遮音材も兼ねた商品で、床の衝撃を吸収することで転倒時の安全性も高めてくれます。ご夫婦お気に入りの無垢のフローリングを使っても、床の段差を3cm程度に抑えることができました。天高を十分に確保できたことで、無垢フローリングの質感を楽しめる開放的なリビングになりました。

リビングダイニングには、キッチンや食事スペースの他に、ワークデスクや、造作棚+ミニデスクも。造作カウンターは、わんちゃんゲージの高さも考慮し設計したぴったりサイズになっています。ご夫婦がPC作業や読書をされる際に使われているそうで、家族と同じ部屋にいながら、それぞれの時間も楽しめる空間になりました。

 

◎寝室へ風を運ぶウォークスルークローゼット

リビングで印象的なアーチの入り口。この奥は、寝室へとつながる、ウォークスルークローゼットとなっています。お家の端から端まで、光と風が送られます。

奥様「元々、北側の寝室は暗く湿気が溜まりやすい部屋でしたが、ウォークスルークローゼットをつくってからは、朝が明るくなってとても嬉しいです。」

寝室の壁紙はお部屋がぱっと明るくなるようなイエローのアクセントクロスを。居心地の良い畳の小上がりベッドは、座面を取り外すと中は収納になってるので、省スペースで収納量を確保できます。ご夫婦のこだわりポイントは、ベッド上の壁にとりつけた小さな造作台(ご夫婦で取り付けた無印の棚)。ここに置いているのは小型のプロジェクター。なんと横になりながら、映画鑑賞ができるのです!プロジェクターを投影することを想定していたので、向かいの壁はホワイトに。コンセントも設置したので、充電にも困りません。

 

自然素材で湿気対策!既存利用もうまく取り入れたコストバランス

無垢のフローリングに加えて、造作カウンター、壁の珪藻土など、自然素材にこだわった住まい。自然素材は、湿気で悩む環境で一役買ってくれます。このお家は、近くに川があることや、マンションの一階であることから、普段から湿度が高め。調湿効果の高い珪藻土や無垢を廊下〜リビングダイニングに採用したことで、気持ちのよい空間になりました。

廊下に見える各居室への扉は、リノベーション前から使っていた既存のもの。全てを新しくするのではなく、まだまだ使えるものは上手く残すことで、全体のコストバランスにも配慮しています。全てを壊してゼロからつくり直すことの方が実は簡単。でも予算に限りがある中で、やりたいことを叶えるために、再利用できるものを見極めてリノベーションする。理想の暮らしをカタチにするための秘訣です。

 

実際に暮らしてみて

リビングが広くなり、ご家族みなさまで過ごす時間も増えたという旦那様。

旦那様「一番のお気に入りはやはりこの無垢の床ですね。自然素材が好きで、無垢のフローリングは絶対に取り入れたい!と思っていたので、広くなったリビング一面にかっこいい無垢を使えてとても満足しています。空間にゆとりがあるので、家族が集まってもゆったりと過ごせて快適です。」

これまで暮らしてきた大切な住まいは、リノベーションによって、家族と過ごすためのより快適な空間へと生まれ変わりました。これからも子どもたちの成長やあたたかな家族時間を見守ってくれますように。

 

Price

  • 基礎工事

    仮設工事、解体工事、木工事、給排水工事、電気工事、ガス工事など

    246万円

  • 住宅設備機器

    住宅設備機器(キッチン、トイレなど)

    160万円

  • 材料費

    建具工事、塗装工事、左官・タイル工事、内装工事、照明器具など

    328万円

  • 収納・造作工事

    収納・造作工事(WIC、造作棚、造作カウンター、アーチ入口など)ハンガーパイプなど

    72万円

工事費総額(税込)

806万円

※工事費は竣工時点の税込額となっています。

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