和・Gallery

神奈川県横浜市/戸建て/持ち家リノベ

専有面積:

77.8m2

所在地:

横浜市

家族構成:

couple

費用:

510万円

和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery
和・Gallery

Outline

Story

「自分たちの暮らし方に合わせて、思い入れのあるものを飾れるギャラリーのような住まいにしたい。」

 

壁にはDIYで見せ場を作って、写真やグリーンのインテリア。

16年間、添乗員として世界中のツアーの案内をされていたという奥様の写真や思い出の品々。

海外の内装に憧れがあったということで、和テイストをベースに生かしつつ海外の内装の要素もところどころで取り込んでいきました。

築40年の戸建てですが、約20年前に増築していて、その際にリビングや2階のトイレを広げていたこの物件。

以前は親戚の方が住んでいたお家を、一部リノベーションして住むことに。

こちらはbefore写真。

自由に思い切って手を加えられるのは、古い戸建てならでは。

設計段階では、「こんな家にしたい」という想いを設計担当にぶつけ、それに対して、設計が新しい提案を織り込んで返してくる。

そのキャッチボールのやりとりが楽しかったと旦那様。

また、限られた費用感の中で、リノベーションを進めなければならないため、コストコントロールについてもたくさん相談をしてくださいました。

金額を抑えるために、優先順位をつけ、代替案を考えたり、削ったリノベ案をやっぱり捨てられなくて復活させたり。

迷いながらも、打合せを繰り返し、一つひとつ決めていきました。

 

『他社では、「すべてをまるっと任せてくれないと」と言われたが、それではデザインや予算感にズレがでてきてしまう。

リノままでは、「理想をカタチにする」ための自由度が高く感じた』

と、おっしゃっていただきました。

 

◎ギャラリーの入り口

自然光溢れる玄関ドア。

日中は常に光が入るように、玄関扉自体に窓ガラスのついたものを。

開く扉だけでなく、その両側も窓ガラスがついています。

一般的なお家は、リビングやバルコニーを南向きに作ることが多いため、

どうしても玄関は北側になり、暗くなりがち。

窓ガラスのついたドアにすることで明るい雰囲気をつくれます。

日光が入ることで防カビにもなり、一石二鳥。

マンションではあまり見られない、戸建てならではのアイデアですね。

 

玄関入ってすぐには大きな絵画が目を惹きます。

初めから絵を飾ることを前提としていたので、重いものも支えられるピクチャーレールを取り付けました。

 

右側には、既存の床に合わせた色味の木の家具を設置。

奥様がアフリカへ行かれた際の、動物の木彫りなどが飾られています。

和風のテイストにマッチさせた飾り方です。

 

 

玄関を入ると、階段。

もともとは玄関入ってすぐのところに壁があったせいで、階段が暗くて細長い印象でした。

リビングと同じ木のデザインを活かして、光を取り込めるように。

また、ギャラリーの雰囲気をだすのにニッチをつくりたいと旦那様のご意見もあり、階段にニッチの設置をご提案。

センサー付きの照明をつけ、人が通ると明るくなります。

しっとりと味のあるアクセントになりました。

 

◎元の住まいを活かしながら

リビングダイニングは天井を高くし、壁をなくしたことで開放感を。

天井の木の模様やテレビ前の照明は元のまま。

元の住まいのデザインも活かしながら安心感のあるお部屋になりました。

 

1階ももともとの床を残していますが、天井や照明は新しくしています。

古民家の落ち着く雰囲気はそのままで、ダウンライトの灯りや壁の味わいにより魅力的な空間に。

 

コストコントロールを意識して、壁の塗装やタイルの貼り付けなど、DIYを要所要所に取り入れています。

トイレのタイルもDIYによるもの。

トイレは個室なので、他の部屋とは少し違った遊び心を。

奥様がお好きなイタリアの内装をイメージされてつくりました。

 

旦那様のご希望でつくったのは防音室。

ギターを演奏される旦那様のために、つくったお部屋です。

家全体を防音にする案もありましたが、家の強度を保つため、防音BOXを入れることにしました。

 

◎理想をカタチに

お家での過ごし方を考えて描く理想。

そんなお話をたくさん聞かせていただいて、具体的な形にしていったお住まい。

どうしても、予算や物件の構造など、現実的な制限はつきものです。

その中で、もっとも自分たちに合った住まいを作っていくことがリノベーションの在り方。

 

お引越しを経て、来客も増えたと嬉しそうにお話ししてくださるご夫婦の笑顔にリノベーションの良さを改めて教えていただいた気がしました。

 

 

Price

  • 基礎工事

    養生費、解体費、木工事、電気工事費、配管工事など

    312万円

  • 住宅設備機器

    洗面、水栓、トイレなど

    88万円

  • 材料費

    フローリング、扉、クロス、照明など

    83万円

  • 収納・造作工事

    鴨居、格子材、ピクチャーレールなど

    27万円

工事費総額(税込)

510万円

※工事費は竣工時点の税込額となっています。

オススメの関連事例