暮らしの景色

埼玉県/マンション/ワンストップ

専有面積:

70.49m2

築年:

1997年築

所在地:

埼玉県

家族構成:

couple

費用:

1,223万円

暮らしの景色
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Outline

Story

以前住んでいた賃貸物件の更新のタイミングで、新居を検討し始めたというご夫婦。
新築がいい、戸建てがいい、といったこだわりはなかったため、せっかくなら自分たちの好みのデザインで暮らしやすい住まいをつくろうと、「住まい探し+リノベーション」を決意されました。Instagramでイメージを膨らませていた理想のデザインを、ご夫婦にとって心地よいバランスで実現していきました。

 

◎お客様からのご要望

◯夫婦でゆったりカフェのように落ち着くリビングダイニングにしたい。
◯好みのデザインや素材にこだわった、美しい佇まいの住まいに。
◯生活しやすく快適な玄関や水回りにしたい。

◎設計ポイント

◯造作ワークスペース(スタディスペース)と造作キッチンキャビネットでオリジナルのダイニングキッチンに。
◯テーマはナチュラル・インダストリアル。ダイニングキッチンの景色や、キッチンからリビングを眺めた時の全体の統一感をイメージ。
◯洗面台を廊下に出すことで、脱衣所が混雑しないように。土間も広くゆとりあるつくりに。


↑ご要望からつくったラフプラン

 


 

◎夫婦で過ごせるダイニングキッチン

 

ご夫婦のいちばんお気に入りは、ダイニングキッチン。リビング側からキッチンを見渡したとき、反対にキッチンからリビングに向かったときも、美しく心地よい眺め。旦那様がバランスを考えて配置されたグリーンもいきています。

前のご自宅ではキッチンが壁付けだったため、お料理の時間が味気なかったという奥様。今ではワークスペースにいる旦那様と会話しながらお料理ができるようになりました。

「インダストリアル」なデザインは、リノベーションならでは。肩肘張りすぎず、ゆったりくつろげるような塩梅でナチュラルに落とし込んでいきました。天井は躯体表しに、シルバーやブラックのライティングレールや配管、レンジフードなどによって無骨さを散りばめながらも、白の壁紙や無垢フローリングを組み合わせることで、温かみのあるリビングに仕上がりました。
特に印象的なのは、瓦のような和テイストを取り入れた柱。キッチンとリビング、キッチンと廊下を絶妙に隔てる、まるで客席を意識したカフェのよう。実はこの柱、配管の関係で取り除くことができなかったもの。「柱を黒にするには勇気がいりました」という奥様ですが、柱をあえてアクセントとしてデザインに取り込んだ、センスの光るアイデアです。

 

 

キッチンの通路幅はゆったりと取ってあります。ご夫婦2人でキッチンに立っても、ゆとりのある広さです。オリジナルのキッチンキャビネットは、手持ちの食器の量や、家電、ゴミ箱の配置を考慮してデザインしました。キャビネットと食洗機の両方を引き出してもぶつからないように設計したので、洗い終わった食器をキャビネットへ収納する作業もスムーズです。

 

◎こだわりは惜しみなく、暮らしやすさも妥協なく

お気に入りのデザインはお部屋の隅々に散りばめられています。

 

洗面台は、リビングへ向かう廊下に設置しました。家族とお風呂や歯磨きのタイミングが重なっても、脱衣所で混み合うことがないように、という奥様の配慮から。グレーのモルタル、白のサブウェイタイルと洗面台、黒の水栓という、カラーバランスと質感の美しいデザインです。洗面台の向かいにあるのは、ウォークインクローゼット(WIC)。朝の支度や帰宅時にも移動がスムーズな配置です。入り口は取り入れたかったアーチ型に。必要な時だけ目隠しができるよう、内側にロールカーテンを設置しました。

 

 

玄関は、前の家が狭くて不便だったということから、広々した石のタイルの土間に生まれ変わりました。帰宅時は、お気に入りのインテリアが並んだニッチがお出迎え。「玄関でもたつくことがなくなりました」と、旦那様にもご満足いただけていました。玄関入って左手の部屋とは室内窓で繋がっており、換気や採光対策もバッチリです。

 

◎実際に暮らしてみて

おふたりで取り入れたい素材について、たくさん話し合いながら住まいづくりをされたという仲良しなご夫婦。「住まい探し+リノベーション」によって、イメージしていた憧れのデザインを、ご夫婦にフィットする形で実現することができました。

旦那様「最初はいろんなリノベーション会社に相談に行きましたが、担当の高原さんがいちばん親身になってくれて、話しやすかったので、リノままに決めました。住まいづくりの考え方やフィーリングが合う会社に出会えたことは大きかったです。」

奥様「暮らしてみて大きく変わったのは、休日の家での過ごし方。私は週末にお料理の作り置きをするのですが、以前の家ではキッチンが閉鎖的だったので、お料理は頑張らないといけない時間でした。でも今では、ワークスペースにいる夫と話をしながら、作業ができるようになったので、お料理の時間が楽しくなりました。」

すでに暮らしが充実しているご様子ですが、「もうすぐソファが届くんです」と、さらに住みやすくなっていきそうな予感。
これからのお家の変化も楽しんでいただけますように。

 

Price

  • 基礎工事

    仮設工事、解体工事、木工事、給排水工事、電気工事、ガス工事等

    450万円

  • 住宅設備機器

    住宅設備機器(UB、キッチン、洗面、水栓、トイレ等)

    318万円

  • 材料費

    建具工事、塗装工事、左官・タイル工事、内装工事、照明器具等

    293万円

  • 収納・造作工事

    収納・造作工事(キッチンキャビネット造作、WIC、造作棚、造作カウンター、室内窓、造作ニッチ等)ハンガーパイプ等

    162万円

工事費総額(税込)

1,223万円

※工事費は竣工時点の税込額となっています。

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