NYのキャッスル・キッチン
NYのキャッスル・キッチン
こだわり抜いたキッチンで過ごす時間は格別
築年:1977年10月 / 工事費:744万円 / 家族構成:single
NYのキャッスル・キッチン
旅行が大好きだというお施主様。
中でもお気に入りなのがニューヨークの街。
それがきっかけになり、お家づくりのコンセプトは「映画に出てくるようなニューヨークの住まい」になりました。
「ニューヨークの住まい」と言われると、どんなお家を想像しますか?
レンガ造りのビンテージな建物を思い浮かべる方も多いかもしれません。
今回目指したお部屋は、それとは反対に、モダンでシンプルなもの。
飾らない白と黒のアクセント。
洗練されたイメージにプラスして、ニューヨークならではのクールな印象のお部屋に仕上がりました。
中古マンションとの出会い
そもそもお施主様が「中古を買って+リノベーション」を考え始めたのは、
賃貸のお部屋に住んでいた頃。
家賃を払い続けるよりも、物件の購入しようと思いながらも、
2年半くらいは家が欲しい波が来たり止んだりを繰り返していたそう。
具体的にリノベに踏み切れたのは、「住まいを整えたい」という想いから。
そのとき住んでいた家の「ここを良くしたい!」ポイントをカタチにしていくことで、リノベが進んでいきました。
物件探しでは、通勤のことを考えて山手線沿線の物件が候補。
最終的に選んだ物件は、当社の不動産部門が仕入れたばかりの中古マンションでした。
この不動産部門では、まだ市場にでていないリノベ前の物件を所有しています。
そのリノベ前物件の中から、ちょうどお施主様にぴったりの物件をご紹介することができました。
対面キッチン
もっともこだわりを詰め込んだのがキッチン。
ニューヨークらしい洗練された見た目だけではないんです。
お施主様ご自身の身長や生活スタイルに合わせて使いやすいように、ちょっとした工夫が盛りだくさんです。
まず、もともとの閉塞感のあったキッチン壁は取り払って、オープンに。
コンロは壁付けのままで、キッチンカウンターはリビング側に向けています。
そうすることで作業スペースが広くなりました。テレビを見ながらキッチンに立てるというのもポイントの一つ。
人工大理石のブラック天板
また、「天板はぜったいに黒!」とこだわり抜いて、いろいろなメーカーを見て回ったのだそう。
その結果、人工大理石のものを選択。大理石のブラックが空間をグッとシャープにしています。
天板の長さについても、キッチンをさらに広々と使えるよう長く、でも通りにくくならないように絶妙な長さを探り、
従来の1500mmではなく1700mmに延長しています。
光をつなげるガラスブロック
シンク横の壁に埋め込まれたガラスブロックもお気に入り。
これは営業担当のアイデア。
白い壁のアクセントとなっているだけでなく、水飛び防止、
リビングドアのガラス窓との一体感など、たくさんの役割を担ってくれました。
嬉しいことに、このガラスブロックやドアのガラス窓のおかげで、
廊下や隣の洗面所では、日中、電気をつけなくても十分な光が入ります。
ニューヨークらしいサブウェイタイル
奥の壁には、ニューヨークのキッチンではお馴染みのサブウェイタイルを。
タイルの種類だけでなく、目地の色や幅まで自由自在なので、好みの雰囲気をつくることができます。
このタイル、実は、洗面所にも使っています。キッチンには白い壁のアクセントになるグレーの目地を、
洗面所には水回りを清潔感たっぷりに演出してくれる白の目地を、と悩み抜いて決められたそう。
造作家具とミニマルに暮らす
そんなキッチンから眺められるリビングは、白を基調とした洗練された空間。
収納のための家具は少なく、スッキリとした印象です。
それも「広く見せるために、収納部屋や家具を増やしたくない」というお施主様のご要望。
そのため、造作収納や作り付けのカウンターを設置しています。
あとから家具を買い足すのではなく、お家づくりの段階で、必要なだけの収納場所を、使い勝手がいいように作り込んでいます。
居心地のいいこのリビングのおかげで、お友だちをよく招かれるようになり、お家で過ごす時間も増えたそう。
ニューヨークのアパートのような廊下
そんなリビングをでると、寝室や玄関への廊下があらわれます。
特に、玄関から入ったときの景色はニューヨークの住まいさながらの廊下。
左右に並んだ白いドアの、取っ手の黒が効いています。
賢いウォークインクローゼット
寝室でのこだわりは、L字型・引き戸のウォークインクローゼット。
憧れは海外のお部屋にあるような広―いWICでしたが、そのためにはスペースがたっぷり必要。
限られたスペースの中で、より効率よく収納するため、L字引き戸のWICに。
そうすることで、たくさんのお洋服もコンパクトに収納することができ、寝室もゆったりと広さをとることができました。
自分らしく過ごせる「城」
「用事がなければ出かけないし、すぐに帰ってきたくなるお家」
このお家の感想にこんな一言をいただきました。
玄関に入ってお気に入りの廊下を通り、キッチンに立てば、仕事スイッチもたちまちオフになってくつろげるそう。
暮らしのエネルギー補給になる住まいって素敵だなと感じました。
この事例を担当した人たち
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工事担当 細川隆徳
担当した他の物件を見る
NYのキャッスル・キッチン仕様 / リノベーションの仕様と工事費(税込)
AMOUNT 工事費総額 |
約744万円
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