ARTICLEキッチンの種類いろいろ

- 公開日:2019.12.25
- 更新日:2020.12.22
毎日使うキッチンはリノベーションの中でもこだわりたいポイントですよね。
デザインも大切だし、機能も大事、動線も確保したい、など考えることはいろいろ。
また、大きなスペースを占めるためプランニングにも影響してくるし、金額も多く占めるもの。
そこで、まずは簡単にキッチンの種類を知っておくことをおススメ致します。
目次
1 キッチンの形
・I型
・L型
・Ⅱ型
・アイランド型キッチン
・ペニンシュラ型キッチン
2 キッチンを選ぶ or 作る
・キッチンメーカーの規格商品
・オーダーキッチン
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キッチンの形にはいろいろあります。
I型キッチン、L型キッチンなど耳にしたことがあるという方もいらっしゃると思います。
細かくはもっといろいろな形状がありますが、簡単にまとめると次の5パターンに分けられます。
もっともスタンダードな形で壁付けのキッチンなどとも良く言われています。
アルファベットの「I」の形からそう呼ばれています。
複雑な形状をしていないためお値段も他の形状にくらべるとリーズナブルな設定。
対面キッチンのようにスペース必要がないので、「狭い空間をできるだけ広く使いたい」という場合におススメです。
また、I型キッチンでも造作で腰壁やカウンターなどをつくるとこのように対面式にすることも可能です。
ちょっとした壁を造作することで、手元をリビング側から見えないようにすることもできます!
さらに上部の吊り戸棚も無しにすることで開放的なキッチンにできます。
また、I型キッチンの場合は多くのキッチンメーカーで取り扱いがあるので選択肢の幅も広いのが特徴です。
キッチンの幅も1800㎜、2100㎜、2250㎜、2400㎜、2550㎜、2700㎜などお好みによって選べますし、高さも身長に合わせて㎝刻みで対応してくれるメーカーが増えています。
・L型キッチン
その名の通りアルファベットのLの形をしたキッチン。
シンク部分とコンロ部分が近いので、I型のように横に移動をそんなにしなくても作業がし易いのがL型の魅力。
その半面、キッチンのレイアウトは難しくなるので周辺におく、食器棚や冷蔵庫などの配置をじっくりと検討する必要があります。
この事例では、コンロ側は壁付けにし、シンク側を対面式にしました。
>リノベーション事例「NYのキャッスル・キッチン」|リノまま
Ⅱ型キッチンとはシンク側キャビネットとコンロ側キャビネットが別々になっており、
並列に「Ⅱ」の形に並んだキッチンのことをいいます。
別名で「セパレート型」とも呼ばれています。
振り向けばコンロがあるので、移動が少なく作業効率が良いのが特徴です。
また、シンク側がオープンにできるため、アイランド型にしたり、ペニンシュラ型にしたりと開放的な空間を実現できるのが特徴です。
また、I型とちがって、カウンターが広くとれるのもⅡ型のメリットですね。
「アイランド=島」というようにリビングなどと一体の部屋に、独立して設置する
キッチンのこと。
家具のようにおしゃれなデザインのキッチンも増えていて、キッチンが空間の主役になるレイアウトです。
他人数で料理したりもしやすいですし、友達とパーティや、家族で料理したりなどできるのが魅力的。
キッチン廻りをぐるぐる廻れる動線もとても人気があります。
気を付ける点は、壁には設置していないので、リノベーションなどで設置する場合は排水が取れるかによってプラン上設置ができないなどの問題もあります。
アイランド型を置きたい!という方は早めに設計士に相談するのがおススメです。
また、回りに壁がない!ということなので、コンセントや、スイッチ、給湯器のリモコンなどなどあとで困らないように計画しておくことが注意ポイントです。
ペニンシュラ型キッチンは半島型、オープンキッチンなどとも呼ばれています。
簡単に説明すると、アイランドキッチンを片方壁に取り付けたイメージです。
アイランド型同様、みんなで料理したり、コミュニケ―ションが取りやすいなど、開放的で使いやすいキッチンです。
コンロ周りにはガラスパーテションや、一部壁を作ったりと、目隠し対策もすることができます。
リノベーションでも、壁の中を排水するなど可能ですので、比較的プランにも取り込みやすいキッチンレイアウトになります。
キッチンはどんな種類があるのでしょうか?
キッチンを選ぶ際に一番オーソドックスなのはカラーバリエーションも豊富で、コストパフォーマンスも高いキッチンメーカーの規格商品。
サイズバリエーションも多く、定価設定は高く感じるかもしれませんが、
実際にはお値引き後の価格になるため、コストパフォーマンスが高いのが一番採用される理由です。
最近ではデザイン性に優れたものも沢山出ています。
↓サンワカンパニーのカリモクとのコラボキッチン「KNSコンパクトキッチン」
規格のキッチンだとなかなか理想のデザインやレイアウトができない場合や、複雑な形状のものや、家具っぽい雰囲気にしたいなど、デザイン、テイスト的な要素もこだわりたい場合はオーダーキッチンを採用することもあります。
オーダーキッチンではすべてのサイズがmm単位でオーダーでき、その人に合わせたオリジナルのキッチンをつくることができます。
例えばダイニングテーブルに合わせたデザインでオーダーなどもすることができます。
↓TJMデザインのオーダーキッチン
↓大樹の会のオーダーキッチン
また、オーダーキッチンは価格的にも高くなりがちですが、シンプルな造作キッチンなら大工さんでも製作は可能です。
例えばステンレスカウンターを加工して、流し台は高めでお鍋をふるコンロは下げて一番理想の高さをつくることも可能です。
以上のように、毎日使うキッチンだからこそ、こだわりたいポイントは盛りだくさん。
キッチンだけでも種類は多く、お時間があれば早めにショールーム巡りをしてみるのも今後のリノベーションのヒントになるかもしれません。
実はリノままでも、とあるメーカーの「ステンレスキッチンにひとめぼれした!」っていうきっかけからリノベーションに興味を持たれたお客様もいます!
また、キッチン選びの際にはシンクの位置やキッチンの奥行きなども変更できるメーカーもあります。
通路幅は狭くないか?
ゴミ箱スペースはどうするか?
などいろいろ普段のキッチンの使い方のイメージをしておくのが失敗しないポイントです!
高気密なマンションでは暖房効率が高かったたり、隙間が少ないなどのメリットがある反面、
より気を使わなくてはならない部分があります。
それは「換気」です。
リノままのリノベーションでは湿気対策や換気対策もいろいろ考えています。
実は今現在の新築のマンションでも換気不足による結露やシックハウスなどになるおそれがあるのです。
高性能で長持ちのでコスパの良いというイメージのLED電球。
でもLED電球の光は直線的で明るすぎるという声も良く聞きます。
LEDよりも柔らかい暖かい感じが白熱電球の灯りにはありますよね。
お部屋の雰囲気づくりのために白熱電球を使いたい、という方も多いはず。
では実際に、年間でどのくらいの費用差が生まれてくるのでしょうか?
リノベ会社ってどんなサイトみてもどこも同じに見える!
どうやって選べばいいかわからない!
そんなあなたに会社選びのヒントをこっそりお知らせします。